11月25日オーストラリアに行きました。
クアラルンプールLCCT離陸
翌朝、シドニー国際空港に着き、空港出口にいくと今回シドニーでの滞在先の主、マルコム ボーセさんが迎えに来てくれていました。
「やあ、貴方たちが出てくるのを見てすぐ分かったよ。ここから私の家があるWinmaleeまで西に1時間半位かかるんだ」
マルコムさんの車は年代もののベンツ。
「リッターあたり何km走るの?」
「3kmだな。凄く喉が渇く車だよ」
「ガソリンは幾ら?」
「1.5ドルかな」
「1.5ドル・・・125円くらいかな」
「意外と高いんだね」
「オーストラリアは資源国だけどオイルは採れないんだ」
そんなわけでWinmeleeに到着
なだらかな丘陵地にある田舎の閑静な町で住民はほぼ100%白人です。
こういう道の両側に塀で囲われていない住宅が点々と並んでいます。
Winmaleeの最寄りの駅はスプリングウッド駅
Winmalee2日目午前10時
この駅から電車に乗ってシドニー観光に行きました。
駅の周りはこじんまりとした街になっていて賑わっています。
このあたりの住民はほぼ100%白人
この日も何処に行っても周りは白人ばかりでした。
とても綺麗な駅でした。
ボーセ家に到着
ボーセ家からは徒歩5分位のところにかなり大きなショッピングセンター、車で5分のところにスポーツクラブがある案外便利なところにありました。
ボーセ家の家族はご主人でエンジニアのマルコムさん。
奥さんのリンダさん、17歳の高校生ジェイソン君、15歳の高校生ジョシアちゃん。
「オーストラリアに遊びに来ない?」
「行ってみようか」
リンダさんが家内の友達で、そんな話で今回訪れることになりました。
ボーセ家は平屋の4LDK
このあたりの家の値段はおおよそ2500万円から3500万円位のようです。
ボース家の玄関です。
「ああ、靴は穿いたままでいいんだよ」
靴を脱ごうとするとマルコムさんが言いました。
いやあ、家の中で靴を穿いたままというのはどうも落ち着かないから、、、
ということで私たちは靴を脱ぎました。
壁には一面家族の写真。
あ、忘れていました。
ボーセ家の家族は他に生後10ヶ月のワンコ
一日目の夕方、庭でこのワンコと遊んでいたら何か臭う・・・
もしやと思って靴の裏を見たらワンコのウンコを踏んでいました。
あああ、、
家内はと見れば、ワンコに向かって指を差し何か言っています。
「ステイ!、ステイ!」
お座り!と言っているのでしょうが、私には「臭い、臭い!」と聞こえました。
。
下手すると靴にウンコが付いたまま家の中を歩き回るということだってあるんじゃなかろうか。
玄関から使わせていただく部屋に荷物を置いて家の中を案内していただきました。
8畳間位の部屋に大きなベット
窓から入る風はひんやりとしていました。
居間です。
エンジニアのマルコムさんの趣味はモデルカーの収集
アーチの向こうはダイニング
壁の棚には赤ワインが30本くらい。
「凄いね、このワインの数」
何処に行っても遠慮というものがない家内が言いました。
「このあたりで作っているワインでラベルが貼ってないから安いんだよ」
ボーセ家には3泊お世話になったんですが、日が暮れると「ビール飲むか?」
グラスにワインがなくなると「もう一杯どうだ?」と何時も身近に必ずビールかワインがありました。
マルコムさんは55歳
酒が入ると家の中のことは何もしないとかでリンダさんはブツブツ・・・
一日目の夜、リンダさんと家内とで夕食の準備
出来あがるとマルコムさんがジェーソン君とジェシカちゃんの部屋をノックして「ご飯だよ」
ジェイソン君とジェシカちゃんはそれぞれの部屋から出てきました。
「日本人に遭うのは初めて?」
ボーセ家の食卓はとても静かで、そんな中、何処に行っても遠慮のない家内がジェシカちゃんに聞きました。
「初めてです」
「そう、初めて遭う日本人がこんなに美人とハンサムでどう思う?」
「幸運だと思うわ」
私は日本人は頭が変だと思われはしないかと思いました。
ボーセ家のベランダから庭を見たところ。
青い花が咲いていました。
この町のいたるところでこの青い花を見かけましたがこれは綺麗で感激でした。
「お化粧なんかしないの?」
「興味ないわ」
「うん、いいことだわ。日本の女子高生は化粧して学校行くのよ」
「わあ、凄いねえ」
「スカートなんかパンツが見えるくらい短いんだよ」
何処に行っても話題を選ばない家内が言いました。
ジェーソンは犬大好きで、ウンコ犬を買ってきたのもジェーソン君だとか。
シドニーは現在春ですが夜は寒いのでジェーソン君はウンコ犬を自分の部屋に入れてやっているそうです。
「ジェーソン、腕時計はしないの?」
「うん、あまり必要じゃないからしない」
「これ、日本で若者に人気がある時計だから記念に上げるよ」
私はそう言って1年前日本で買ったカシオのGショックを上げました。
「針の時刻はクアラルンプールタイム。後で針の合わせかたをネットで調べてシドニー時間に合わせてね」
ジェイソン君はGショックに目を輝かせて、時計をいじくりだしました。
やっぱり若者です。
一日目の午後
「KATOOMBAに連れて行ってあげるよ」 マルコムさんが言いました。
KATOOMBAとはこの辺一番の景勝地だそうです。
こういう道を通っていきます。
KATOOMBAに到着
まず見えてきたのがこの景色
何万年もかかって硬い岩を残して土がだんだん凹んでいったんでしょうか。
視界の彼方まで陸地です。
声も出ません。
こういうのを大陸というんでしょうねえ。
3つ並んだトンガリコーンをスリーシスターズと言うんだそうです。
こんな花が咲いていました。
1日目おわり。