アフリカビジネス：またやられました・・商品が盗まれた！

おはようございます。

今日は久しぶりに物騒な内容で記事をかかせていただきます。

その前に・・・背景から。

実は今月から１２月末まで、

小売はとても忙しくなります。

クリスマス商戦の始まりです。

（到着した新商品をその場でチェックしてる顧客の一人）

一般的には

「今からクリスマス？！」って思われるかもしれませんが、

卸売をしていると今の時期から仕入れるのはむしろ遅いくらいです。

ちなみにうちは夏にクリスマス商品を仕入れます。

（購入した商品を持ち帰るための車待ちをしてる客）

この時期に

去年の売れ残りや、

もろもろの売れ残りも処分するために

倉庫に眠っていた商品を引っ張り出してきます。

普段あまり利用しない倉庫に保管してあります。

その倉庫から商品を持ってくるようにいうと、

なんだか挙動不審。

怪しいなと思って、

調べさせたら、

あるべきところに商品がない！

最後に倉庫を調べたときは確かにあった一部商品がなくなってる。

（あるべきところに商品が無かった倉庫）

そして、

３日前に何名かの従業員に棚卸をさせたばかり。

（商品を物色してるナイジェリアからのママ。
大口のお客さんです。付き人もたくさん）

信じたくないけど、

みんな（従業員）グルでした。合計で４名。

一人が鍵を複製し、

３人で運んだそうです。

棚卸のレポートは数字を細工したらしい。

彼らには僕たちの戦略を知るよしもなく、

普段、１ヶ月に一回くらいのスパンでしか開けない倉庫ですので、

バレないだろうとたかをくくってたらしいです。

まさか最後の棚卸から３日後にまたチェックに行かされるとは思っていなかったみたいです。

それで、まさに不意を突かれた形で盗難が発覚します。

被害額はそんなに大きくないですが、

この繁忙期に４名の従業員を失う方が痛いです。

ちなみに、

彼らは無事に（？）牢獄に入れられ、

盗難で書類送検されてます。

発見がもっと遅かったら、

誰がやったのかもあやふやになって、わからなかっただろうこの事件が、

意外にも「クリスマス」のキーワードで早期発覚。

犯人たちは逃げきる前にお縄となりました。

こういった事件は繁忙期に頻発します。

特に扱うものが小さければ小さいほど、

犯人たちも出来心でやってしまいます。

人の管理を怠けずにやるのが防犯につながります。

社内で防犯って・・日本から考えたらありえないですね。

今年も乗り切ります！

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