日常レベルで身の危険を感じることはないものの、
ここ最近、中国人とのコミュニケーションに気を使う。
会話の上でのちょっとした勘違いやミスに対して、
「日本人は馬鹿だな」みたいな溜息をつかれることがあり、
その後急に上海語になったりするわけで。
あーきっと何か言われてる。
何言ってるかわからないけど。
領土問題がHOTニュースになる前は、
ちょっとしたミスくらいはお互い笑って過ごせたのに。
でも、以前から同じような事は何度かあった。
8年前、まだ留学生だった頃、
魯迅公園で80歳近いじいちゃんにからまれた事があった。
初めは中国人装ってたんだけど、
まだ中国語下手くそだからすぐ日本人てバレて、
延々と戦時中のお話を。。。。
内心すっごい逃げたかったけど、
それでも、生の声は聞かねばと思って、真剣に聞いていた。
その方の耳が聞こえにくいのと、
おじいちゃんな上に上海語混じりだからとてつもなく聞きとりにくくて、お互い急接近して会話してたっけ。。
で、散々日本が!日本軍が!と色々とお話してスッキリしたのか、
最後には近所の中華料理店に連れていかれてご飯を食べさせてくれた・・・(謎)
自分もあえて反論せずじっと聞いていたので、
戦争を知らない若い娘に憎しみをぶつけても仕方ない、
と、思ったのだろうか?
それとも新手のナンパ?(笑)
「うまいか?うまいか?」と、
私がご飯を食べる様子を嬉しそうに見ながら、
「美味しい」という上海語を教えてくれた。
何だかよくわからないけど、満腹で再見!と、円満なお別れ。
一時はさらわれて拘束されるかと思ったけど。。。
貴重な経験。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
こうゆう情勢になると、
「人と人」のコミュニケーションから、
「国と国」のコミュニケーションに変わってしまう。
国は人の集合体なのに、不思議。
大群になると、もはや人ではない、別の生き物なんだろうな。
いじめも、大群になると残酷。
でもあの公園でからんできたじいさんのように、
お互いじっくり話せば、最後には笑って美味しいご飯を一緒に食べられるのかもしれない。
一人一人が、そうあれば・・・
ふむ、と思われた方はポチッと・・?
↓
にほんブログ村
♪Mumin ai♪
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。