私は埼玉の片田舎の農家育ち。
夕食前に畑から大根をひっこぬいてくる、という生活。
農家といっても、じいさんばあさんの世代だけど。
都会デビューは大学から。
だからなんだか、時々無性に土にまみれた野菜に触れたくなる。
娘の自宅安静中、遊びのバリエーションが尽きてきたから、
野菜と触れ合わせてみた。
これが大ヒット。
私がいんげんの筋をむいている横で、
ボールにいんげんを入れたり出したり眺めたり。
心なしかおもちゃより大切に扱っている。
野菜なんで、万一食べちゃってもいいし。
私が一歳の頃から両親ずーっと共働きだったから、
じいさんばあさん子守されていた。
ばあさんは私を横に座らせて、
どんだけ?ってくらい大量の野菜をテーブルに並べて、
豆の筋をとったり、栗をむいたりと、
よくそんなことやってたっけ。
ただただ単純な作業の繰り返しなんだけど、
何だか面白くて、手伝ったりつまみ食いしたり。
その単純作業にばあさんの愛情を感じた。
食育というのは、ただ食事に関してだけではなく、
食物がどのように我々の食卓にあがるのか、
その過程を教えることが重要に思う。
幼い頃から野菜や植物、生き物を身近に感じさせること。
大都会上海で子育てしてると忘れがち。
心、育てていきたい。
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