現在私の勤務する会社は、
オフィス拡大中のため、至る所で工事が行われている。
問題は、
私が働く2階のトイレが工事のため閉鎖されていて、
使えるトイレが約250人の従業員がいるオフィスで約10個程度。
しかも、終業後、会社を出る時になると、
決まって女子トイレが「清掃中」になっている。
つまり、使えるトイレが全く無い
今日のお昼の時間はそんなトイレの話題で盛り上がった。
私が、
「あれ、帰るときに限って掃除し始めるの
やめてほしいよね。」
と言うと、
同僚たちも深く同意していて、
コロンビア人のカロライナは、
「本当よ、私なんて家に帰るのに1時間かかるんだから、
絶対帰る前にトイレ行きたいのに、あれはほんと困るわ。
最近なんてデパートのトイレに寄る羽目よ。」
イギリス人のパランも、
「あれは女だけじゃないぜ、男のトイレも清掃中になってて、
最近全く困っているよ。」
他の部分はまだ工事しててもいいけど、
トイレだけは早く開放してほしいよねー。とみんなで
盛り上がっていると、オーストリア人のハインツがボソリ。
「トイレと言えば、やっぱ日本のトイレは世界一だな。」
日本好きのハインツは、何かといつも日本の話題に振る。
更に、
「あの、日本のTOTOのウォッシュレットは最高だ。
日本のトイレは腕を置く場所もあるし、あれ、腕が
置けるのは右側だっけ?」
ハインツは腕を置く場所と言っているけど、
あのボタンがいっぱいついている場所って、
腕を置く場所だっただろうか・・・。
日本のトイレのことを話し出すと、
去年日本に旅行に行ったアナも、
「私も日本のトイレ大好き。きれいだし、特にあの
あったかいトイレはいいね。あと、音消しの音は
本当最高。」
私がロボットトイレと呼んでいる
あの日本のウォッシュレットは
日本人以外にも気に入られているみたいだ。
私が、
「それぞれのボタンがどういう意味か良く分かったねー。
私なんて一番初めに使ったとき、ぜんぜん意味わからなくて、
立ち上がってボタン押したから、水浸しになっちゃったよー。」
と感心していたら、
アナもハインツも、
「やだー日本人でも間違えるのー?ボタンの意味すぐ分かったよ。」
と、白けていた
「でも、ロボットトイレがある一方で、伝統的な和式のトイレも
あるよねー。あれはさすがに僕は無理だったなー。」
とハインツ。
しかも、泊まった旅館の和式トイレには、
『こっちが前で、こっちが後ろです』
と言うようなサインがあったらしい(笑)。
やっぱり、初めて和式のトイレを見たら
使い方が分からない人もいるのだろう。
そう言えば、香港とか中国も和式みたいなトイレが
あったけど、日本のみたいに前の部分が盛り上がって
無くて、ただの穴だけがある状態だったので、
前後ろは関係ないんだろうな。
私が、
「今まで見たトイレの中で一番滑稽だったトイレは、
中国の仏山にあったトイレだな。トイレのドアが
低くて、立つと他の人が丸見えなんだよね。」
と言うと、
アナは、
「私の学校(ロシア)なんて、ドアさえ無かったよーー(笑)。」
たしか何年か前に、インドに留学している友人が
道端の人に、
「すみません、トイレはどこにありますか?」
と聞いたら、
「えぶりうぇあーーーーー(そこらへん全部)。」
と言われて、あっけにとられていたっけ
世界のトイレネタは非常に面白い。
ちょっとオゲレツだが、今日のお昼はトイレの話で盛り上がった。
こちらにも出没しております。
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