オーストラリア国立大学で共同研究を進めるため,家族揃ってキャンベラへ向かう.
当地には3週間ほど滞在の予定だ.
残念ながらクライストチャーチ - キャンベラ間に直行便が無いため,まずはシドニーへ.
朝7時発のフライトで,飛行時間は3時間.
娘(2才)も飽きない程度の長さで,フライトを楽しんだ模様.
無事に入国審査を済ませ,シドニー空港からセントラル駅までタクシーで移動(33$).
荷物も多いし,大人二人分のバス・電車賃とそれほど変わらず,良い選択だった.
でも,タクシー運転手のインド人が道に不慣れな上に,運転もかなり下手で怖い.
シドニーセントラル駅到着.なかなか立派な駅舎で雰囲気がある.
実は,キャンベラへはトランジットフライトで向かった方が楽なのだが,列車の方がかなり安く,なにより娘が電車に乗りたがっていたので,鉄道を利用することにした.
シドニー - キャンベラ間は,Countrylinkという鉄道会社を利用する.
タクシー運転手に「セントラル駅の何処だ?」と聞かれたので(what about central?),
長距離列車だと言ったら,「それはCountrylinkだ.Countrylinkと言え」と言われた.
そんな会社の名前まで把握してないよなあ.
娘は始めての長距離電車に大興奮.
たぶん東京で乗ったのも地下鉄が多かったし,そもそも覚えていないか.
けれども,車窓からの景色はまあ単調だった.予想以上に.
シドニー郊外は,強い日差しで色の褪せた住宅地が続き(巨大なモスクがあった),その後は色の褪せた丘陵が続く.
ニュージーランドと近いけれど全く違う自然環境であることを再認識.
と言うわけで,娘は早々に寝てしまい,僕はかなり揺れる車内で仕事.
奥さんはボーとするのが特技なので,ボーとしている(僕はボーとすることが出来ない).
列車は途中何度もトラブルで停車をしたももの,数十分の遅れで無事にキャンベラ到着.
所要時間は4時間半.まあ安いので(48$)悪くないけれど,帰りは飛行機も検討しよう.
キャンベラ駅の写真がないけれど,間違いなく先進国の首都で最も小さくて(しょぼい)駅だろう.長野の実家の最寄りの駅(飯田線の元大島駅)と良い勝負だ.
大体,宿泊先の大学宿舎までタクシー移動を予定していたのだけれど,タクシーがいない.
一応,タクシー待ちコーナーに並んで待っていると,時々一台ずつやってくる.
結局,20分ほど待ってタクシーに乗ることが出来た.
電車とタクシーの遅れによって,大学宿舎の受付時間(5時まで)に間に合わなかった.
(実際は,4時58分に着いたけれど,既に閉まっていた).
が,何とか時間外受付を発見し,無事に宿舎に入ることが出来た.一安心.
と言うわけで,何とか家族揃っての移動も無事に終了した.
明日から無事に大学で仕事を始められそうだ.
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。