以前、6月のブログにお伝えした資本主義抗議のため
続いていたHSBC本店一階吹き抜けロビー占拠者への
裁判所の判断が昨日発表されました。
↓参考:6月のブログです(HSBC本店占拠は続く)
http://takayags.blog.fc2.com/blog-entry-62.html
それは、8月27日午後9時までに
占拠者の立退きが指図されたものでした。
去年の9月に米国から始まった、反資本主義、反格差に対する
抗議デモは瞬く間に世界中に広がり、香港では去年の10月から
HSBC本店1階で抗議占拠が続いています。
一時は200人程いた占拠者は、
現在では、12~15人程度まで減っていると言いますが、
しかし、世界で反資本主義抗議のため占拠活動をしているのは
現在では香港のみとなっています。
一部拝金主義とも受け止められかねない資本主義や、
莫大な格差社会がはびこっている、米国やイギリスでは
真っ先に占拠活動家達を強制退去させていましたが、
香港では”表現の自由”のイメージによほどこだわっているのか、
現在まで占拠活動を認めています。
HSBC本店占拠者は司法の判断に屈せず占拠を続けて行くと
取材には答えているようです。
私個人的にはこの問題の結末がどのようになるのか
大変興味深く見守っています。
香港政府、香港市民、香港司法の間での
”表現の自由”に対する
攻防はまだ続きそうです。
↓参考:この件のニュースリンク(英語)
http://www.rt.com/news/hsbc-court-order-eviction-occupy-hong-kong-531/
↓参考:新聞記事
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