何か「CREATIVE」なことをするためには、自分の不得意なことですら役に立つ。
THINKERTOYS より
20世紀初頭、ほとんどの人は、食パンを切ることを苦としなかった。
しかし、Otto Frederic Rohwedder は食パンを切るのが大の苦手だった。
彼は、その産業に情熱があるわけでもなく、お金がある訳でもなく、健康状態が悪いにもかかわらず、16年間という時間と彼の財産を費やして「自動パン切り機」を発明した。
この機械が1930年にWonder Bread という会社に採用されると、瞬く間に広まり、1933年には売られている食パンの80%はすでにスライスされたものになったいた。
Ottoはお金儲けがしたかった訳ではなく、大の苦手の食パン切りを自動でやってくれる機械をただ単に作りたかっただけだそうだ。
そう考えると(余りにポジティブシンキングなのだけれども)自分の苦手なことですら、Creative Thinking には役に立つわけである。