こんにちは、コウダイです。
寝ても覚めても暑い夏。夜になっても中々温度が下がらない東京は、やはりアスファルトの地熱エネルギーがたっぷり眠っているようですね。
先日は、『急に夏休みになったんですよ!』と、名古屋から昔のオーストラリア時代の友人が、ぽん!っと遊びに来てくれました。
留学経験やワーホリ経験のある方ならご存知かもしれませんが、オーストラリアといえば、“バックパッカーズホステル”という文化があります。
巨大な大陸であるオーストラリアでは、ハイウェイをずっと突き進めばオーストラリア一周する事のできる、“ラウンド”と呼ばれる旅が、世界中から訪れる旅人達を魅了してやみません。
特にワーキングホリデーなど、『仕事をする事の出来るビザ(許可証)』を持っているワーホリメーカーの方々にとっては、ラウンド(1周旅行)をしながら、旅の経費を稼ぐ事が出来る為、少ない費用で旅を始める事ができ、オーストラリアの至るところに、旅人達が集まる安宿的存在が“バックパッカーズホステル”です。
ホテルでもなく、B&Bでもなく、コンドミニアムなど高級な感じではなく、4人部屋や8人部屋、中には12人部屋などもあり、人々がごったがえしている“バックパッカーズホステル”もありますが、沢山の情報が行きかい、様々な出会いとドラマがある“バックパッカーズホステル”は、オーストラリア留学生活には欠かせない体験だと思います。
世界一周旅行!となると、お金をいっぱい貯めていかなければいけないイメージですが、オーストラリア1周旅行であれば、旅の途中でリゾートバイトや農作業をしながら、安宿に泊まりながら、進んでいけばいいのです。
ちなみに、旅人はバックパック(いわゆるリュックサック)を背負い少ない荷物で、旅をする為、<バックパッカー>と呼ばれています。
リュックサックって、むしろちょっと古い言葉かもしれませんね。笑 アウトドア業界やファッショナブルな山ガール達には、バックパックという言葉は日本語でも浸透してきていると思います。
今回、名古屋からやってきてくれたKAZは、『旅人』というよりは、『仕事』を求めて、旅をしている<バックパッカー>の1人でした。
オーストラリアの第3の都市・ブリスベンの南にある巨大観光都市ゴールドコーストは、賑やかで毎晩のようにパーティが行われており、まるでハワイにも似たような街ですが、ブリスベンから北へ約2時間ほど北上したところにある、サンシャインコーストという街は穏やかで、ファミリーやシニアの方々がのんびりとするのに人気で、美しい景色が広がるビーチの町。
私が、オーストラリアで留学カウンセラーとして働いていた時に、仕事の都合でサンシャインコーストの“バックパッカーズホステル”に滞在していた時に出会った数少ない日本人のひとりが、KAZでした。
日本人に人気のゴールドコーストと比べ、比較的静かなサンシャインコーストでは、日本人自体も珍しいので、お互いの印象も強く、1人で力強く旅をするKAZは都市にいるシティボーイとはぷんぷんと違う雰囲気をかもし出す、アクティブで、肌も真っ黒に焼けている<立派なバックパッカー>というイメージでした。
そんなKAZは、オーストラリア時代のフットワークを日本帰国後も最大限に活かし、東京にあるバックパッカーを知り尽くしており、夏休みになった途端に、<インターネットでピピピっと>、東京にある宿の予約を取り、<フェイスブックでチャチャチャっと>友達に連絡を取り、東京を周りにきたそうです。
“急に休みになってもやる事がない”
“何をしたらいいか分からないから、仕事をしていたほうが楽”
“休みになったり、暇になると、逆にお金を使ってしまう”
という人も、日本には沢山いると思います。
休みの楽しみ方が分からない。遊び方が分からない。という悩みも実はオーストラリアに行き、<バックパッカー>を経験する事によって、“自分でスケジュールを管理する”という、自己管理能力が養われる事になります。
旅 = 遊び のイメージがあるかもしれませんが、旅にはつきものである(笑)トラブルに対応する対処能力が培われます。
そして、旅で出会った人達と連絡を取り続ける事により築く事の出来るコネクションやコミュニケーション能力の向上を考えると、一概に 旅 = 自由人・遊び だとくくるべきではない気がしてなりません。
サンシャインコーストのバックパッカーで別れた後、仕事をゲットし、旅を続け、農作業でお金を稼ぎ、さらに再度語学学校でビジネスを学び、2年目のワーホリまで体験したKAZは、日本帰国の際にフィリピンやシンガポールなど東南アジアを旅して地元の名古屋に帰ってきて、現在は英語の先生です。実際に目で見て体験してきた英語の先生は子供達にとっても説得力があるはずです。
好奇心が旺盛で、やたら行動力のあるKAZは、詐欺に合いそうになった話や詐欺にあった話。サボり癖のあるヨーロッパ人と一緒に仕事をした経験から、あんなに働かないならそりゃEUも経済危機になるよ。なんて話やら、あっという間に時間過ぎてしまいました。
結局オーストラリアのサンシャインコーストでの出会いから、東京での再会をたっぷり楽しませて頂きました。
留学中の出会いは、ほんの一瞬の出会いでも強烈な印象を残してくれる事が多々あります。
IT社会の今では、フェイスブックを使い、自分から行動起こせば再会だって難しくありません。小さな出会いを大きな出会いに変えるのも、ようは自分次第って事ですね。
このブログを読んで下さってる皆さんも、留学に興味を持っている生徒さん達も、もしかしたらひょんなところで、出張中の私と出会う事もあるかもしれませんし、そんな事一生ないかもしれませんが、きっとこのブログにたどり着いたのも何かの縁!
もしも、万が一、億が一にそんな事があれば、その時は何卒よろしくお願いいたします。笑
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