みなさんはご存じだろうか?
去年の10月にニューヨークを発端として、
ロンドン、フランクフルト、パリ、香港、そして東京でも発生した
世界金融主要都市で次々発生したアンチ資本主義者による
居座り抗議がまだ香港で続いていることを、、、
ニューヨークでは去年の11月に強制撤去
ロンドンでは今月の初めに強制撤去が行われたが、
香港ではまだ居座り抗議が続いている。
その香港での舞台はHSBC本店の1階広場である。
以前にもお伝えしたが、香港の土地はほとんどすべてが政府によって
所有されている。HSBC1階広場もその例外ではなく政府所有であり、
公共スペースとして認識されているようだ。
なのでHSBC側としては、ビジネスを行う上で支障を多少受けているが
強制的に彼らを撤去することはできないらしい、
そして香港政府としても、香港では表現の自由が100%認められている
香港のイメージダウンを懸念して強制撤去に至っていないようだ。
香港とよく比較されるシンガポールは表現の自由が完全に認められていなく、
10人以上の集会、団体(サークルを含む)は政府に登録しなければならない
のとは対照的だ。
しかしHSBCは、火災避難訓練が実施できない、追加に発生している
多大な警備コスト、不衛生であり他の香港市民に不便を与えている等の
理由もあって、居座り抗議者たちを他の法律で立ち退かせる事は
できないのか、香港政府当局や警察と協議を進めていた。
先週香港裁判所に意見書を提出して現在は香港の司法に
判断を委ねたようだ。
どんな司法の判断がでてくるのだろうか、、、大変興味深い。
↓現在もこんな感じでHSBC本店1階広場は占拠されてます。
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