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HSBC銀行 香港 口座開設 付添い

実は昨日私は体調が悪い中、昨日まで香港を訪れていた私の姉の友人に
付き添ってHSBC銀行に行き、口座を開設を手伝ってきた。
HSBC口座開設は彼女のいろいろ考えた末での希望であったようである。
もともと彼女は現地のHSBC口座開設ツアーか何かに参加をしようと思っていた
らしいのだが、HSBC口座に関する私のブログを読んで
私にお願いをしてみようと言う事になったらしい。

私も、HSBC口座開設ツアーの事はよくブログ、Web等でも読むし、
湾仔地区のHSBC支店で口座開設ツアーらしき日本人団体客を
何度か見たことがあったので、口座開設について付き添うのには
興味があった。
私にはそもそも「なぜ」ツアーを組んでまで、口座開設に
駆り立てられるのか、理解ができなかったからである。
ある程度英語や中国語を話すことができれば、私の助け等必要ないし、
ましてやツアーに参加する必要などまるでない。
私の姉の友人は英語能力を相当必要とされる大学を卒業しているので
英語力には問題ないはずであった。

口座開設をする支店は香港の中心にあるセントラル支店を選んだ。
なぜなら、どこの国でも同じであるが金融センター中心地にある支店には
有能な人材が揃っており、サービスの質が高い。
またスタッフの英語力も九龍や香港島のはずれにある支店よりは全然上手に
話すからである。
また私も以前セントラル支店で口座開設をしたので、親しみのある支店でも
あった。

下に、HSBC 香港 口座開設するにあたって私が気づいた点を並べてみた。

1.必要書類
 パスポートと住所確認資料が必要書類になるのだが、パスポートについては
 全く問題は無いだろう。 
 みなさんが、問題視しているのは、住所確認資料と感じた。
 免許証は日本語なので、HSBC職員に英語のは無い?って聞かれると
 「ぎくっ!」とするらしい。
 彼らは公的な英語確認資料を求めているのではなく
 ただ、顧客情報をコンピューター入力する際、日本語入力ができないから、
 「英語のはない?」って軽く聞いてるだけなのです。
 なので、あなた自身がローマ字で住所を手書きしてあげればそれで問題無し!
 
2.アンケート記述
 最近HSBCでは口座開設をする際、全ての客に顧客サービス満足度を向上
 させるため、アンケートに記述してもらう事を口座開設条件としているようである。
 そのアンケートの内容は至って簡単なのであるが、
 英語を日常扱っていないと、アンケート書類を3ページほど渡された時に
 びびってしまうようである。
 姉の友人の英語能力は相当高いのだがそれでも私の助けが何度か必要であった。

3.ボイス録音
 アンケート記述が終わったら、その回答が本人が同意するものであるのか
 法的拘束力をよりもたせるため、ボイス録音をすることになる。
 これはHSBC担当者がアンケートの質問を読み上げ、その回答を英語で答えて
 それをHSBC職員が録音するというものだ。
 声を録音することによって、本人の意思を強く法的に確認するという作業は
 日本にはないので、このボイス録音は彼女にとってアンケート記入よりも
 さらにずっと高いハードルであったようだ。

4.インターネットバンクに必要なデバイス
 銀行口座だけを開設するときは、インターネットバンキングログイン時に必要な
 デバイス(ワンタイム暗証番号デバイス)を
 即日配布してくれないのである。
 銀行口座開設時に、証券口座を同時に開設する時にのみ
 即日手渡してくれるとのことであった。
 ただでさえ、このデバイス(トークンと言う)が、日本の金融機関ではまだ
 ほとんどお目にかかる事の無いセキュリティー強化サービスなので
 この内容の会話を英語でかわすのも、英語を日常使っていないと難しいかも
 しれないと感じた。

5.証券口座開設
 証券口座開設をするときは、別のもっと奥まっ個室に連れて行かれ、
 そこでまた色々と質問を受けながら、証券口座開設をすることになる。
 またここで、言語の壁を感じることになるらしい。
 世界的に権威のある銀行の個室につれていかれ、そこで一対一で英語で
 様々な質問に答えていくには、度胸だけでなくやはり相応の英語力
 が必要なんだなと、隣に座りながら感じていた。
 この際も、何度か姉の友人の英語理解の手助けをした。

6.日本では無い手続き
 香港で銀行口座を開設する際、日本ではお目にかかる事がない手続きがたくさんある。
 その一つが3ページほどのアンケート記述。
 二つめがボイス録音。
 三つ目が、証券口座開設時の一対一英語面接 
 これだけでももうたじたじ状態に
 なるみたいだか、この他に日本に無い手続きとしては
 ATMカードのアクティベーション(初期操作)がある。
 これはATMカードをもらったらすぐにATMにいって、自分で画面を確認しながら
 カードの初期操作をする必要がある。
 こんなのHSBC職員が一緒にしてくれ!と思うかもしれないが、銀行口座は
 あなただけのもの、銀行員も決してその初期操作や設定には一切関わらない。
 絶対に彼らは画面を一緒にみるなどということはしてくれない。

まとめ
 HSBC口座開設にかかった時間は2時間くらいだった。
 証券口座を同時に開設したし、時々私が姉の友人を手助けしながら、
 通訳みたいな事をしたのでそれぐらいかかったのは仕方がないかと思うが、
 でもやはり感じるのは、言葉の壁。
 HSBC口座開設後、すべてのサービスは英語で行われる。また新しいサービスや
 投資案件なども全て英語でインフォメーションがくる。
 つまりは英語を操れないと、HSBC口座作成後は、
 口座維持、利用、投資行為、質問、等等 すべての行為に対して
 常に誰かの助けが必要になる。
 このアフターサービスが巷でよくみかける業者のうまみ
 なんだろうな、と今回私は感じた。

 HSBCインターネットバンキング日本語マニュアルを作ってそれを売ったり、
 HSBCから新しい投資サービスが出てきたらそれを日本語で行うセミナーを行ったり、
 アフターサービスを日本語サポートしてあげたり、と、、、、
 一度口座を作ったら、それを使いたいという顧客願望を利用した商売なんだなと。
 HSBCの口座を持ってるだけで儲かるみたいなことは全くありませんが、
 確かに香港の金融税制の利便性を享受できるし、日本ではないような投資商品もたくさんあり
 それを少額の手数料で投資できる等、様々な利点があるのも明白な事実。
 
 なるほど、言葉の壁が生んだ商売なんだなと、感じた体験記でした。


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2012年香港在住中に外資系金融を退職!半ば強引に香港で投資生活開始、目指すは配当生活!逆境の人生に負けず、明るく香港生活お届けします。

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