こんにちは、コウダイです。
海外で仕事をするのにどうすれば良いのか?学生ビザで働けるのか?という質問がある人も少なくないと思います。
そもそも、長期滞在を海外でしたい場合は、何らかの形で【ビザ】を取得する必要があります。いわゆる、滞在許可証というのが、ビザ/査証 です。
オーストラリアに関しては、学生ビザでアルバイトもできますが、他のカナダやアメリカ、イギリスでは、学生ビザでは仕事をする事ができません。そして、その他の方法として海外で働くにはビジネスビザやワークビザなどと呼ばれている、労働許可証が必要となるのですが、これが非常に取得が難しく、よほどのスキルを持っていないと、簡単には許可がおりないというわけですので、まずは、学生ビザ、またはワーキングホリデービザという、【労働許可】が出るビザを取得して、滞在をするのが海外留学の方法となります。
留学、というのは、『留まって、学ぶ』と、いうことですから、何かを学び続けてさえ入れば、ビザ/査証の種類はなんであれ、【留学】という事になると私は思います。仕事を目的として労働中心の生活であれば、【就労】、そして、その土地を住居とするのであれば、【移住】というわけですよね。
30歳以下であれば、ワーキングホリデーという制度が一番効率的で、便利なビザ制度を利用するのが良いと思います。今回は、先日の【過去ログ:クレジットカードから学ぶ世界】に引き続き、仕事をする権利を取得しやすいオーストラリアに焦点をあててみます。
先日は、銀行のカードをそのまま、クレジットカードのように使う事が出来るデビットカードが海外での支払い方法として、主流だというお話をしましたが、早速次のステップとして、カードを作る準備について、ご説明いたします。
*カナダや他の国に行かれる方にとっても、似ている部分があるので、ご参考にしてみると良いと思います。
さて、銀行に行って、いざカードを作る!となったらまず必要なものは以下の通り!
【オーストラリアの銀行口座開設に必要なもの】
1.パスポート
2.現在住所
ちなみに現住所に関しては証明するものを持っている必要は特にありません。銀行のキャッシュカード(Bank Card)は、その場ではもらえず、手続き後、住所への郵送又は直接カードを作った銀行の支店への受け取りになります。
現住所は大事なカードが送られてくる住所なので、カードを作った場所から移動する場合は、移動後の住所を書く必要があります。逆に言えば、同じバックパッカーなどのホテルに長期滞在しているのであれば、その住所でも受け取る事は可能なので、しっかりとホテルのマネージャーに自分宛の手紙が来るという事を伝えておきましょう。
注:上記必要書類は、学生ビザ・ワーホリで入国後6週間以内に現地口座を開設した場合に限ります。銀行によりルールが異なる場合もありますので、必ず自分の口座を作る銀行に確認をしましょう。
【オーストラリアのATM使用料について】
銀行口座を作る時に日本と大きく異なる事がココで登場します。オーストラリアでは、銀行口座を作ると、銀行口座維持費用、いわゆる"Monthly fee" と呼ばれる、口座の月額使用料が取られてしまうのが一般的です。
各銀行によって異なりますが、基本的な使用料は月額$5という所が平均的な値段だと思います。日本円で約400円程度ですね。
これを高いか安いか?と捕らえるのは考え方次第だと思います。
例えば、日本で時間外にお金をATMから下ろせば105円かかりますよね。万が一、お金が足りず週末にお金を下ろす事になると210円。これが2回でも起きてしまったら、すでに420円になってしまいます。
しかし、オーストラリアの銀行の場合は、自分の銀行のATMであれば、週末や時間外手数料がかかる事はありません。
その上、近くにATMが見つからない場合、WoolworthやColesなどの大型のスーパーマーケットで買い物をする際に一緒にお金をおろす事ができてしまいます。
レジでデビットカードで支払いをする時に、"any cash out?" などと言われたら、おろしたい金額を伝えるとその分一緒に引き落としてくれて、最後に現金をレジから出してくれます。
上記の点を踏まえると、なんだかんだで"Monthly fee $5"というのは決して高くはないのでは?と思っております。
ご参考までに、オーストラリアの主な銀行は以下の通りです。
ANZ bank
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いわずと知れた、留学生ご用達銀行カード。東京に支店もある為、日本からでも銀行口座の開設が可能!留学生・外国人利用者が多い為、日本語デスクがあったり、他の国からの人に対しても対応が比較的やさしい。
[サンプルプラン]
ANZ Access Visa Debit:$5/month
フルタイムスチューデントは学生プランでマンスリー費が無料
カンパニーカラー:青
Common Wealth Bank
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オーストラリアの由緒ある銀行、歴史も古くオーストラリアで2番目に大きい銀行。ロイヤルチックな雰囲気と黄色のデザインは目だってちょっと格好いいかも。ファームなどの片田舎の町にも比較的支店がある銀行
[サンプルプラン]
Smart Access:$4/month
21歳以下はマンスリー費が無料
カンパニーカラー:黄色
West Pack
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オーストラリア人ならおなじみのタツノオトシゴマークのSt Georges Bankを買収して、オーストラリア最大の銀行になったウエストパック。真っ赤なマークが目印の銀行。
[サンプルプラン]
West Pack choice: $5/month
カンパニーカラー:赤
*その他、各銀行などで、月に$2000以上のデポジット(給与などの定期的な入金)があれば、マンスリーフィーが無料になるプランやキャンペーン、学生プランなどがあるので、細かく見たい人は要チェックです。
日本人や留学生は、東京に支店があるANZがやさしくて比較的便利だと個人的には思うが、金利やプラン詳細など細かく見たかったら、じっくり見比べてみるのもいい勉強になるのではなると思います。
ANZの学生プランなら、大学で語学学校の生徒でもフルタイムで通う生徒なら学校に行っている期間は月額使用料が無料になどのプランもあります。
外貨預金などは為替レートなどにより、決して利子の利率がよければよいというわけではありませんが、オーストラリアなどの国では、金利も高い為、貯金をしておくとかなりの額が利子として入る事があります。
海外で生活する。留学をする。という事をきっかけに、外貨預金などの勉強をしてみるのも良いかもしれませんよ!
■ 銀行、適当に選んでもいいのですが、ちょっと知識があると色々役立ちます。ビジネスを勉強したい方にとっては、海外の銀行事情も何かの役に立つかもしれませんよ。
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