今日、嬉しいニュースがありました。
実は、某語学学校で6月に受験したケンブリッジ検定(イギリスのケンブリッジ大学主催の英語検定 詳細はこちら)の回答用紙が紛失し、サティフケイトがもらえなくなった生徒、Aさんがいました。トラブルが発覚したのはAさんが既に日本に帰国してからで、8月終わりに相談のメールをいただきました。
大切な回答用紙をなくしてバックアップがないなんて!返金と無料再テストをもらわないと!と意気込んでいましたが、ケンブリッジ側、学校側に状況を聞き、ケンブリッジが紛失したという確かな証拠がないので、難しいかもしれないと思いましたが、とにかくトライ。
カナダのケンブリッジセンターに連絡をして、無料で再テストを受けられるという回答はすぐにもらえたのですが、Aさんから、日本のケンブリッジセンターから、”申込者がいないので検定を催行しない。””イギリスのケンブリッジセンターからの無料再テストの証明が必要”ということで、申し込みができなかったと連絡が届きました。
再度、カナダのケンブリッジセンターとやりとりをして、イギリスの担当者の連絡先をゲット。それを日本のケンブリッジセンターに伝えれば大丈夫だということ。大丈夫だといっても、だめなことが多いのでAさんにトライして、また問題があれば連絡をもらえるようお伝えしました。
やり取りしている間に、ケンブリッジセンターから、「返金はできないことを決定した。」というメールが届きましたが、再テストを受けるのが生徒さんにとってもベストだと思うので、あとは日本で申し込みができたかどうかの問題でした。ただ、検定が催行されずテストが受けられないことがあるかもしれないので、やはり返金のチョイスもほしいと思い、某学校にもう一押しすることにしました。
学校側は、「テスト用紙をUPSで送って受け取りのサインももらってるんだから、ケンブリッジが紛失した。」というのですが、ケンブリッジ側は、「受け取っていない。発送の過程で問題があった。」とお互いに言い張るので、第三者はこれ以上どうしようもできない状態でした。某学校は、本当に送ったのだと思いますが、証明するものがありません。パッケージを受け取ったサインはありますが、答案用紙が入っていたかどうかを証明する方法がないのです。
バックアップのコピーもできない一つしかない答案用紙を、『確かに送った証拠』を持っていないのは、某学校にも非があると考え、学校側にも返金の可能性や、他の受講者の状況なども確認しましたが、「これ以上はなにもできない。」という回答。仕方がないので、「イギリスの担当者に直接メールをしてみるわ。」というと、「イギリスのメールアドレスを持っているの?手に入らなかったのよ。もらうことはできる?」というので、「わかった。あなたからもケンブリッジをプッシュしてね。」(やり取りは英語です。)とお願いをしました。
学校側にも責任があること、担当者が状況を1番把握していること、毎回たくさんの受講者を送っている学校から交渉する方が強いと思ったからです。
ケンブリッジへのメールをCCで送ってもらってから数週間。「状況はどう?」と聞くと、「ちょうど返信がきて、返金する方向で動いているの。」と朗報が届きました。
方法や、再テストも受けられるかどうかなどの疑問は確認中で、まだまだ100%信用はしていませんが、最後の一押しが、『返金』を可能にしたのです。カナダのケンブリッジセンターや某学校と何度もやり取りをし、「これが限度かな」と思ったところからもう1歩。この1歩が状況を大きく変えました。
Aさんがどんなに一生懸命勉強をして検定を受けたか知っているので、責任のなすりあいで生徒さんが損をすることだけは避けたかったのです。あきらめていた学校の担当者も、再度トライしてくれたことに感謝です。
Aさんへ。確認事項が明確になったら、メールをお送りしますね!
『もう1歩』。。。これは、他にも色々なことに共通します。私自身も、特に自分のことは、「これくらいで良いか~。」で終わることが多いので、その他の事も『もう1歩』を心がけていきたいと思いました。
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