今年の1月から、ブラジルでは全国的に飲酒運転の取り締まりを強化しているそうです。
確かに、レストランなどでは車で来ていても気にせず(?)お酒を飲んでいる人が多いのです。
↑あるレストランの前の通り。近隣の家の車に混ざって、ゲストの車がいっぱい。夜もたいてい同じく…。
先日、「Globo」というこちらの放送局のニュースページの記事で、1~3月(3ヶ月間)の取り締まりの結果が、上位の都市だけ公表されておりました。
◆アルコール検知器実施件数
1位 ヘシフェ 68,373件
2位 サンパウロ 60,485件
3位 リオ・デ・ジャネイロ 50,893件
◆罰金件数
1位 サンパウロ 3,564件
2位 ヘシフェ 2,410件
リオ…圏外?表記なし
◆検査拒否件数
1位 リオ・デ・ジャネイロ 6,567件
2位 ヘシフェ 1,951件
10位サンパウロ 187件
罰金の件数はサンパウロがNo.1で、
検査拒否の件数がダントツNo.1だったのがリオ。
サンパウロは、拒否をした件数はケタ違いに少なく、
神妙に検査を受けて飲酒運転の罪を認めた人が多かったと見られます。
逆にリオは実際に罰金を受けた数はランキングに入っておりませんでしたので、
検査拒否して逃げ切った人がそんなに多かったの!?と驚いてしまいます…
ブラジルで言われる州ごとの人々の性格、*日本で言う「県民性」?
サンパウロ人・・・「まじめ」
リオ人・・・「遊び人」
がそのまま出た結果みたいではありませんか?
ところで日本の場合と比較したくて調べてみたところ、
日本の全国の飲酒運転の年間件数(酒気帯び・飲酒合わせての取締り数)は、
3万9773件(平成22年)だそうです。
ブラジルの上記の3ヶ月分の結果をもとに単純に4倍してみると、年間5万件くらいの取締り数(罰金)になりそうですが、
車社会ブラジルの実情を見ていると、まだ取り締まりが足りない気がいたします…。
ちなみに、アルコール検知器検査がもっとも多く実施されたのがヘシフェという都市で、記事によると全ドライバー数の12%に相当する件数が実行されたそうです。
罰金の件数もサンパウロに次いで2位になっていて、街の規模の割に、どちらも多いと思います。
つまり、ここは警察が取り締まりをがんばったNo.1都市と言えそうですね!
↓ランキングに参加しています。
どちらかご興味のある方に、
ぜひ1クリックをお願いいたします!
にほんブログ村