気ままに歩く。

我が家のお隣に引っ越してこられたご夫婦は、マレーシアの住宅にはよくある不具合に見舞われています。

聞くところによれば洗濯機の排水が上手く行かず台所の床まで水浸しになって・・・

ダイニングのシーリングファンが動かなくなった・・・・

まあそのくらいは序の口で、長く住んでいると壁から水が出たり、天井からザーッと降ってきたり面白いことがいっぱいあります。

続いたりするとホラー映画のようでもあります。

此処はチャイナタウン

早速不動産屋のジュリエットさんを通じてオーナーに連絡

ジュリエットさんはすぐオーナーに連絡してくれて対処するようになったらしいのですが、、、、

ところがお隣さんの言うことには、オーナーからは何も音沙汰なかったり、修理屋が来るといって来なかったりだったそうで・・・

ところが昨夜、家内が私の携帯電話を使ってから「何よ、メールがいっぱい来てるよ、けんじ？　けんじさんって誰よ？

「えっ？知らないなあ・・・

「なに、これ、お隣のオーナーからだよ。　修理に明日行くと書いてあるよ

けんじさんってお隣のご主人だったか。

お隣のご夫婦がお隣に入居するとき、紹介したのが私だったもんで、オーナーも私にメールすれば話が通じると思ったようです。

ところが私はというと、私にメールなんぞ寄越す人などいないもんですから、加えてローマ字が並んだ画面見ても分からんし、更に携帯電話の操作よく知らないしで、偶に家内が私の携帯電話をいじってメールを削除しています。

そんなわけでお隣さんも待ちぼうけで大変でした。

しかし、オーナーも私なんぞにメールしても何にもならないと学習したらしく、直接やって来たとか。

案外いいオーナーかもしれません。

マレーシア生活を夢見ておられる皆さん、マレーシアではちょっとした試練も待って皆さんの忍耐力が試されます。

「全く困ったもんだ

先日のこと、家内がぶりぶり言いながら帰って来ました。

「今ね、水道料金の請求が１４リンギットになっているからコンドミニアムの管理事務所に確認に行って来たのよ。　１４リンギットというのは基本料金で水道使わなくても１４リンギットは取られるわけね。　と言うことは先月うちは水道使ってないってことじゃない？　そんなことないからね。　すぐ調べて電話で知らせてと言って来たのよ

「へ、今日中に？

「　同じことが去年の１２月にもあったのよ。　１１月の水道料金が１４リンギットで１２月に８８リンギットも請求が来てね。　うちは何時も水道代は５０リンギットくらいなのね

その時もこれは可笑しいから調べて電話頂戴と言ってきたのよ。　それなのに全然電話を寄越さなくてね。　

「へー、それで・・・

「それで、去年の１２月にも同じことがあったんだよ。と言ったら女の子の事務員が『去年の１２月は私はいませんでした　と言うんだよね。　だからね私はね、去年の１２月に管理事務所に行った時ね、応対した事務員に領収書の裏に名前を書いて貰ったのよ。　マレーシアじゃ責任の所在が訳分からなくなって『それは私は言っていない　ってことがよくあるから、私はね大事な話をしたときは相手の名前を書類に書いてもらうことにしてるのよ。　それでね領収書の裏の名前を出して『これはあなたの名前じゃないの？　去年の１２月私はあなたと話してるのよ　と言ったのよ　

よくやるよ。