フランスでは(というか、キリスト教の国では)4月8日(日)はPaques(パック)。 ちなみにパックとは、英語で言うとイースター、日本語では復活祭という。 キリスト教徒ではない人には(私も含めて)馴染みがないが、やはりここはフランス。昨年までは「祝日だから嬉しい」という理由以外は全く関心がなかったが、今年からは子供もいるから行事として素直に受け入れることにした。 ちなみに昨年はすでに子供がいたが、まだ訳の分からない1歳児だったので……。 TVや映画で見たことがある人もいると思うが、パックでは子供達がカゴを手に、芝生の上などでカラフルな卵(イースターエッグ)を探すことで有名。 フランス以外の国ではどうだか分からないが、フランスではこれをチョコにかえ、卵形やニワトリ、ウサギ形などのチョコレートを大人が庭などに隠し、子供達がそれを探すのが一般的である。 チョコレートをこよなく愛する息子にとっては最高の行事だろう。 キリスト教のことを何も知らない私と、カトリックだけど全然信仰していない夫ながら、家族でこうやってキリスト教の行事を祝うのも悪くはない。 (大体、クリスマスだってみんな祝うしね!!) うちでも庭にウサギチョコを隠し、息子に探させた。案の定、大喜びだ。 そんなこんなで楽しんでいたら、お隣さんからにぎやかな声が お隣さんは老婦人が1人で住んでいる。時々家族や友人達が集まるのは見かけるが、昨日は友人と思われる歳とった女性が数人、嬉しそうにお隣さんの家に集まってきた。 「卵持ってきたわよ〜」 「いくつ?」 「どんな?」 こんな会話が聞こえてきて、なんかおかしかった。「どんな?」ってことは普通の卵(鶏卵)じゃないのだろう。イースターエッグ?おばあさん達ばかりで? パックって、子供達の行事と思っていたが、老人達にも嬉しいイベントのようである。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ フランス旅行&南フランスでの生活を味わえるホームステイをしませんか? 我が家では、常時日本人の皆さまのホームステイを募集しています。 南仏での生活を体験してみたい方、 息子(2歳)に日本語で話しかけてくださる方、 私と日本語会話をしていただける方、 夫とはフランス語会話を頑張っていただける方など、お待ちしています。 宿泊のご予約、空き状況や料金についてなど、お気軽に emikot@wanadoo.fr へEメールにてお問い合わせ下さい。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
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