2012年4月6日より、イギリス学生ビザ-Tier4と、Tier1 Post Study Workビザに変更が生じます。
大学卒業後のイギリスでの就労
大学卒業者に2年間の就労許可を出していたTier1 Post Study Workビザは、4月6日を持って終了します。
しかし、イギリスで就労をしたい大学卒業者に対しては、就労ビザとなるTier2ビザがとれる可能性があるかもしれません。
Tier2は、イギリスで大学の学位、修士、博士号などを取得した方に向けて開いています。
このビザの申請者は、UKBAのライセンスを持っている雇用主から、特殊技能がある仕事をオファーされる必要があります。仕事の内容もUKBAが定める必要事項に沿っている必要があります。
また、Tier1(Graduate Entrepreneur)という新しいタイプのビザも始まります。
これは、イギリスにビジネスを設立したい、アイディアを発展させたい、という卒業者に対して、大学が「スポンサー」となれるシステムです。大学はこの政策プログラムに登録をする必要があります。
最初は、年間1000人まで、の人数制限があります。
資金力について
イギリス学生ビザTier4を申請する際に必要となる、自分の資金力としての証明の金額が変わります。
ロンドン市内 月800ポンド → 月1000ポンド
ロンドン市外 月600ポンド → 月800ポンド
最高何ヶ月分の資金を証明するか、は取得するコースなどにより異なります。
Tier4ビザで費やせる期間について
4月6日より、Tier4ビザで費やせる勉学の期間が、学位以上の勉強で最大5年に変更となります。
もし学位の勉強が4年か5年かかるもので、その後修士や博士号に進む場合や、特殊な内容のコースを勉強している場合、この最大5年の期限が免除となります。