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JKT48とニッポン

こんにちは、コーダイです。

最近。。ではなくて、相変わらずの事ですが、先日のお笑いコンビ「アンジャッシュ」のコントネタが露骨にパクられたと噂になっている中国の盗作疑惑などがありますが、どうやらコントネタ等が世界でも通じる!というのは嬉しい限りですよね。

アンジャッシュ側も、これで世界のハートを掴めるなら!と前向きなコメントをしたようですが、そもそも日本のビジネスモデルは、世界でも高い評価を受ける事が多々あります。

日本にずっといると分からないかもしれませんが、海外にいって色々な人たちとコミュニケーションをとっていると、「私はシムランが好き!」や「アイ ライク タケシズ・キャッスル!」など、なんだか聞き覚えがあるどころか、私達日本人のお茶の間情報を『やけに知ってるな。どこで覚えたんだ?』と感じる事があります。

志村けんは、どうやらアジア方面でも“変なおじさん”が絶大な人気を誇っているようですし、タケシズ・キャッスルは、少し年代が昔になってしまいますが、あの伝説的な番組“ビートたけしの風雲たけし城”ですね。

これらの番組は、海外のテレビ会社が放映権を購入して、海外で放送されていたり、他にも“料理の鉄人”や“マネーの虎”などの番組構成等が海外でも人気を博し、テレビ番組のモデルが売買され、海外バージョンとして生まれ変わっています。

留学中は、英語が難しすぎるというのもあり、あまりテレビを見ない方もいるようですが、番組を何気なく見ていると、『アイアン・シェフ』という料理の鉄人の英語バージョンは未だに人気ですし、『Dragon's Den』と名前を変えた、マネーの虎もまた、人気番組です。

こういった形のビジネスモデルで有名なのは、“アメリカンアイドル”などの、スター発掘オーディション番組にもありますね。むしろ、これはテリー伊藤が手がけた、伝説のアイドル発掘番組である、『浅草ヤング橋商店街』が先駆けなのではないかと思います。

アメリカンアイドル等は、いわゆるリアリティ番組です。実際の出演者をカメラが追いかけ、様々な様子を伝えるもの。もちろん、テレビですし、エンターテイメントなので、全てが本当かどうかは知る由もありません。

しかし、その手法が一躍、アメリカで人気を博し、世界中に羽ばたいたというわけですね。今ではイギリスや、オーストラリア、カナダだけでなく、アフガニスタンなどのもそのテレビ番組モデルが登場しているようです。

そんな、コンテンツを作るのが得意な日本が今、日本中で異様なまでのお金を動かしている、ビジネスモデルがAKB48現象ですね。

大阪ではNBA48、名古屋ではSKE48、その他にも、博多のHKT48などなど、その数は未知数です。

多くの人数から、競争をさせお気に入りの子を応援してもらう。そして、その応援方法というのもがなんとも現金な方法で、CDを買うなど『お金を払う』という事ですね。

1人、1回の投票ではなく、CD購入1枚につき1票。日本の政治でそんな事があったら、民主主義ではないわけですが、エンターテイメントの世界ではビタっとはまったのだと思います。

そして、それは世界中にビジネスモデルとして羽ばたいております。

たまたま、私がテレビで見たJKT48がどこの国のアイドルユニットか、ご存知の方はいますでしょか?

答えは、あのエキゾチックで、ビーチも有名なバリ島のある、インドネシア。

首都のジャカルタとかけて、JKT48というわけですね。笑 女子高生の略ではありません。



正直なところ、世界中で起きてる現象には違和感を感じますが、それが今の市場にしっかりとお金が動き、ビジネスモデルとして成り立つという事。ただし、こういったビジネスモデルが永遠に続くと思ったら大間違いだと思います。

問題は、このビジネスモデルを持続可能なものにするの?それとも、単にお金儲けのツールとして利用して、流行が終ればおざなりにするだけなのか?

私は、こういったビジネスモデルが持続可能なものになる為には、様々な方法があると思いますが、ここでのポイントは、“日本は海外に通じるコンテンツを作り出している。”という事実です。

こういったモデルをしっかりと形にして、海外マーケットに売り込むのか?それとも、コピーをされて終ってしまうだけなのか?

その為には海外市場をしっかりと理解しておく事が必要ですよね。

ソニーに然り、パナソニックに然り、シャープに然り、日本の企業はことごとく世界マーケットに遅れをとりはじめておりまう。

留学やワーホリという形をとると、旅行以上に生活に密着する事になります。すると、ところどころに日本の話題が聞こえたりしますが、それと同時に韓国のサムスン電子やLGなど韓国ブランドの話題も耳にします。

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良いものを作るのが得意な日本ですが、すっかり世界の波に乗り遅れスピードが足りないといわれる日本。その原因は、良いもの作りに夢中になってしまい、市場調査を怠っていたり、高度経済成長期の影響で、日本国内の内需に頼りすぎ、英語というコミュニケーション能力の大切さをないがしろにしていたという事もあるのではないかと思います。

JKT48のプロモーションビデオを見て頂ければわかるように、どこの国の若い子も考える事や好きなものは似ているものですよね。きっと、インターネット等の情報機関が急速に普及したおかげで、考え方や好きなものを自由に選ぶ事ができ、国や文化などの障壁が減っていってしまったのだと思います。

文化を残すためには、こういった海外のものを押さえつける無理矢理な方法もあるかもしれませんが、ここまでオープンな時代になってしまったのであれば、海外のものを規制するのではなく、海外から入ってくるものよりも、良いものや魅力的なものと文化を交え、創っていく必要があるというわけですね。

日本にいて、文化や伝統を大切にするのも大切ですが、守るだけでは、もっともっと私達にとって、して若い世代の子達にとって魅力的なものは溢れてきております。

海外に出て、改めて自分達の文化がどのように通じるのか?何がOKで、何がNGなのか?海外では人種が多く、宗教なども様々なため、考えが幅広いものですが、そういった中で、新たに融合し、新しいものを創り出していける日本人がもっとももっと増えればな、と思うこの頃なのです。

■日本が好きという事は、必ずしも日本にいることではありません。守るだけではなく、外に出て広める力も必要だって事ですよね!




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