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うーん、分かりません

 
昨日は夜中の長雨で日中は湿気を伴った暑さでした。
ちょっと不快指数高めでした。
こんな中午後ジョギング
3時に不動産屋のシャーリーさん、シャーリーさんの同僚とミッドバレーのブルーバードホテルへ。
ペナンからコンドミニアム探しに来られたKさんとコンドミニアム下見の打合わせです。
 
Kさんは英語でシャーリーと、私は英語がまったくダメなので奥さんのお話を伺うことにしました。
 
「PWTCもいいかなと思って、今回足を運んでみようと思っております」
PWTCですか・・・・・
私が思うにPWTCにはビスタリコンドミニアム以外適当なコンドミニアムがなさそうなのですが、そのビスタリコンドミニアムは一度見に行ったことがありますが、バルコニーはなし、居間の窓は足元から天井付近まで嵌め殺しのガラス
つま先から遥か下が見えて怖かった想い出があります。
 
「高所恐怖症とおっしゃるKさんご夫婦向きではなさそうですよ」
 
あれやこれやお話しして、後日モントキアラのコンドミニアムを見に行くことになりました。
 
その後、Kさんご夫婦とお別れしてタマンデサへ。
 
「konnoさんベジタリアンフード食べに行きましょう」 (シャーリーさんが英語でそう言ったようでした)
「ベジタリアンフード?」(私も英語でそういったつもり)
 
時計を見たらまだ午後4時
 
「俺、腹減ってないけど、お茶なら付き合いますよ」 (そう言ったつもり)
「時間があるから付き合ってよ。美味しいから」(ここで誰かと待ち合わせらしくて、それまで時間があるので小腹が減ったことだしベジタリアンフードを食べようと、多分そう言ったようだった)
 
それで3人でタマンデサのベジタリアンレストランへ。
ベジタリアンレストランには看板に「素」と書いてあります。
 
なんだ、なんだ?
 
ベジタリンの店の隣のマレーシア鍋料理スチームボートの店の前で何事か儀式が行われていました。イメージ 1
 
「何やってんの?」
「さあ・・」
「あの人達中国系だよね」
同じ中国系の儀式でもシャーリーさんも分からないそうです。
 
中国は広くて同じ中国人でも言葉も通じないくらいだからね。イメージ 2
 
この若者は乳飲み子のようにオシャブリを咥えて何をしているのでしょうか。
仕草も乳飲み子を真似ているようだし。
そういう趣味の人とも違う。イメージ 3
 
あっ、分かった!
 
これは亡くなった先祖を弔う儀式に違いない。
この若者にはこの家で幼くして亡くなった子の魂が乗り移った。
そういうことに違いない。イメージ 4
 
腕には刺青
顔も・・・・
 
幼子が乗り移るには配役に多少無理がありますが、他の配役も似たりよったくりなので、そこは目をつぶっていただくとして、こんな風に蘇ってこられたらお母さんも頭かかえそうです。
 
首には鞭を巻いていて、ときどき手にとってはバシッと地面を打ち鳴らします。
 
どういう意味があるのでしょう。
 
イメージ 18
 
我に帰る瞬間です。
「えっ、俺何やっていた?」
イメージ 16
 
こちらの上半身裸で強面のオジサンは線香を取り出し・・
この強面のオジサンこそ所謂シャーマンではないでしょうか。
イメージ 5
 
シャーマンの横の机には、何やら悩み深そうな青年が・・・イメージ 7
 
この3人やっていることに全く関連がなさそうに儀式は進行していくので、どういう儀式なのか全く想像できません。イメージ 6
 
そこへ野次馬も寄っていって好きなように覗き込んだりしているので、厳かな雰囲気はゼロ・・・・イメージ 8
 
そのうち強面のオジサンが何かを口に当ててグリグリ擦りだしました。イメージ 19
 
あやや、血だ!
左に座っている女性がこの儀式の主催者のようです。イメージ 13
 
シャーマンは血をお供え物にブッ、ブッと吹きかけました。イメージ 20
 
それでも血がかからなかった物には、血を指でペタペタお供え物に付けて・・・・そこまでしなくても・・・イメージ 21
 
悩み多き若者は、パッと思いついたように筆を取って紙にサラサラと文字を書きました。
それに何かスタンプをパコンと押します。イメージ 9
 
達筆ですが何を書いたか分かりません。
シャーマンとはどんな関連があるのかここでも分かりません。
イメージ 10
 
主催者の女性が祈りを捧げ・・・イメージ 22
 
後ろでシャーマンが踊って儀式はクライマック・・・
なんだろうと思います。イメージ 23
 
それが終わると周りにいた人達が供え物の中にあった紙を手に・・・イメージ 24
 
それに火を点け燃やしだしました。
そのとき篭に飴玉をいっぱい入れた女性がタタタッと私のところへやって来て飴玉を6個くれました。
僕、59歳ですから飴玉は子供たちへ・・・
イメージ 11
 
「あの紙は何?」
「ゴールド、あれを燃やして煙と一緒にゴールドが天国の亡くなった身内に届けるのよ」  
シャーリーさんは早口の英語で多分そんなことを言いました。
イメージ 12
 
天国に行っても金に困らないようにということですね。
 
やっぱりお金大好きの中国人らしい、亡くなった身内を弔う儀式のようです。
イメージ 14
 
おや、主催者らしき女性が私の前にやってきて赤い封筒をくれました。
 
「アンパウ」 シャーリーさんが言いました。
「何?」
「アンパウよ」 
 
私が写真を撮っていたので写真屋と勘違いされたのかなと思います。イメージ 17
 
「開けて見て」
儀式が終わってからシャーリーさんが言うので開けてみたら12リンギット入っていました。
飴玉もいいですが・・・
悪いので後で写真をコピーして持って行くことにしました。イメージ 15ところでこのスチームボートの店は日本人にもかなり人気がある店で・・・
ちょっと来てみろと言われて店の中に入ってみたら「お客様各位、2月1日は貸切のため・・・・・・」と日本語で張り紙がしてありました。
メニューにも日本語のメニューがあります。
 
スチームボートはエビや豚肉、フィッシュボールなどの練り物、そして野菜、最後に麺が入って熱々、、美味しいですねえ。
 
おわり
 
 

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