欠航が発表された時の乗客の怒りの剣幕といったら、ものすごいものでした。
その場にいる航空会社の職員はだれかまわずドッととり囲み、口々に激しいクレーム。
*昨日の記事「サンパウロからペルー・マチュピチュ…欠航で始まった旅」の続きです。
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それは当然で、小さなお子さんを何人も連れている家族連れもいましたし、ヨーロッパやアジアなど遠くからの方もたくさんいましたし、
急に「明日なら乗れます」と言われて納得できるわけがありませんよね…。
それでも航空会社側は
「ホテルの手配などの責任は一切ない。明日のチケットだけ用意します。」と言うのみ。
どんなクレームも、少しも聞き入れられる気配はありませんでした。
仕方なく代わりの便のチケットを受け取りに航空会社のカウンターに行ってみると、
実際は、翌日の朝10時過ぎの便しか用意できないとのこと。
それでは、どんなに急いで移動しても、マチュピチュの麓に着くのが早くて夕方4時か5時。
もう、私の中で、今回のマチュピチュ観光はあきらめました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
しかもこの日、欠航が起こる前、私にはもう一つのアクシデントが起きていました。
それは、搭乗前の手荷物検査での携帯品没収。
いつもメイクポーチに入れて持ち歩いている、小さなマユ用ハサミだったのですが、
こだわり抜いて買い求めた、普通のお店では売っていない、ある特別な思い出が詰まった、
大切な大切なものだったのです
*一緒に入っていた爪切りなどは大丈夫だったのに…Y(>_<、)Y
「預け荷物がロストバゲージになるかもしれないから」と、メイク用品やらコンタクト用品やら、
特に失くしたくないものを手荷物に入れてしまったのが、裏目に。
大事にしていたものを目の前で没収箱に投げ込まれ、全身ガックリ、旅のしょっぱなから泣きたい気持ちになっていました。
そんな思いで搭乗手続きした便が欠航なんて・・・
こういうのを、泣きっ面にハチ、と言うのでしょうか。
皆さまは、くれぐれも、手荷物にハサミなどは入れないようにご注意くださいね。
・・・つづく
↑リマの新市街のショッピングセンターです。夕日を望めるデートスポット。アメリカ系のファストフードやお店が多かったです。
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