昨日、無事
Trans-Siberian Orchestra のコロンバス1日2公演の仕事を終了しました。
デイトン公演2011ブログリンク
先週の月曜からひいた風邪、、抗生物質を飲んでいるのにまだ治らず。。
金曜日は、日曜の仕事のために大事をとってレッスンはお休み。
喉→鼻→気管 やっぱり来てしまいました。。
金、土は寝ていたんですけど、
ちょっと良くなったなぁ。。。と思った朝が昨日で。。。
TSOの仕事当日。。。。。
だから、ゆっくりしている暇はなし!
午前11時30分に自宅を出て、帰宅は午後11時。
だから今日もあまり体調が良いわけではありません。。。はぁ。。
昨日は、薬、のど飴、ティッシュを持参。
でも、コンサートはと~っても楽しかったです!!!
Nationwide アリーナでの初仕事!!
私にとっての、TSOコンサートでは最大級のアリーナ。
このアリーナ、コンサートでは2万人収容です。
今までにはなかった、
入り口での荷物検査。
検査され終わったカバンにはタグをつけられました。
バイオリンケース+カバン
セキュリティーも凄く厳しい。。。
すべての出入り口にセキュリティーが。。。
私達の部屋近くにも、セキュリティーの人が。。。
さすがに大きいアリーナ。
色々な所から人が入って来れる可能性があるのかな?
写真なんか撮っている場合ではありませんでした。
だから、撮った写真はピンぼけ(慌てていたので)
裏方。。ピンぼけですみません。。。
公演は、午後3時と7時30分からの2回。
着いてから、昼食をTSO専用無料カフェテリアへ
1時30分から予定されていた、サウンドチェックはキャンセル
(ステージで楽器にマイクを着けて、1~2曲弾くチェックです)
ぶっつけ本番となりました。
私が今まで弾いて来たTSOコンサートでは、サウンドチェック以外にも
毎回弦楽器セクションリーダーの
Rodyと楽屋で30分ぐらいの『大まかな、確認リハーサル』があったので、
今回ももちろん!あるのだと思いましたが、
実は、そのリハーサルは
TSOのツアーシーズンが始まった頃の
各担当エリア(私の友人C君は、コロンバス、シンシナティー、デイトン、時にインディアナをテリトリーとしています。)
の初めの公演のみ、確認リハーサルがあると言う事を知りました。
私が前回弾いた、デイトン公演がC君テリトリーでの初公演だったんです。
だから、今回のリハはなし。
まぁ、、私もこれでTSOのコンサート参加は
5回目となるし、今年はすでにデイトン公演を弾いたので「大丈夫だろう~」と思いました。
そして、コンサート!
今まで私が弾いて来たアリーナでは最大級。
一言。
『凄い』
もちろんの事、曲目、ナレーション、ステージセッティングなどはデイトン公演と同じでしたが
たしか、デイトン公演のNutter Centerは1万人以下の収容。
と言う事は、約2倍近くの観客数。
それと、Nationwide アリーナには 360度の既存液晶画面がアリーナ上部に
埋め込まれていて、この液晶画面もTSO専用に使用して迫力のあるコンサートに!
レーザー、ファイヤー、スモーク、クレーン、その他舞台効果。
大きいアリーナで見るコンサートは違います。。。
あるTSOの関係者は
「これだけ、舞台効果のあるステージなのに一番前で見る客はもったいない気がするネ。。
(前過ぎるとその効果が近すぎて舞台だけしか見れない。。)」
クラッシックの音楽家は、、孤独の厳しい練習が
コンサートが終わった後の、なんとも言えない
『開放感+達成感』に結びついて喜びとなる。
だからその目標に向けての厳しい練習を乗り越え、次もまた!と思えます。
練習はクラッシックよりは厳しくないけれど、
多量の体力を要する一つ一つのコンサート。
TSOのような、簡単に家にも帰れず、過酷な3ヶ月のツアーを
回る人達の心の支えは、
あの、大勢のまとまったなんとも言えない『歓声』
だと私は思いました。
ステージ側から聞く、観客の『歓声』は
2万人ともなると、すごい
感無量でした。
今回私が使用した、愛用の第2バイオリン♡
駒とテールピースの間にマイクをセットします。
今回もファイヤー!!で負傷する事なく、無事お仕事を終えました
ファイヤー!!がステージから出ると、、
本当に熱い!!!ステージに10秒ぐらいなるのです。
バイオリンに良くないぞ。。。ある友人のビオラには火の粉の後が
この私のバイオリンは、心優しい母の親友から譲り受けました。
有り難く使用させて頂いています。本当にありがとうございます。
ところで、前回から気になっていた
新たなTSOメンバーでもあり
東?グループの音楽監督+メインキーボード奏者(ミュージックディレクター)
Derek Weiland (Yamaha MusicSoftリンク英語)
「かっこ良くて、素敵な人~」って思っていたんです。
(もちろん!!!私にとってMy旦那様が一番デスけど!!笑))
調べてみると、、彼の経歴すごい。。
こんな人が?TSOに。
NYのロングアイランド出身で11歳でジュリアード音楽院のPre-Collegeコースに
奨学金免除で入学。
その後もジュリアードで、全奨学金免除で大学院まで。
ジュリアード音楽院って凄い名ですが、実はカーチス音楽院の方が
アメリカでは難関で有名。
(カーチスはすべての入学許可生徒が学費免除のため入学人数が限られます)
ですが、ジュリアードで『奨学金免除』とは凄い!(限られた生徒です)
バイオリニスト、五嶋みどりさんもそうだと思います。
その後Derekさんは、
1987年 GM国際音楽コンクール、ピアノ奏者としては初の優勝
1999年 チェコ共和国でのInternational Johann Nepomuk Hummel ピアノコンクールで優勝
イタリアの国際コンクールでは3位
それから、クリーブランド交響楽団、チェコ交響楽団などのオーケストラとの競演
こんな人が、、、彼だったとは。。。
NYに自分のスタジオを持っているそうですね~。
ジュリアードではアシスタント講師をしている?そうで
自分でも大きなピアノスタジオを持っているみたいです。
彼のサイトあるんですが、今修理中みたいです。。見れません。
奇策で良い人でした。
私達が、3時公演を終了しカフェテリアに行って、席を探していたとき
「この椅子持って行く?」って話しかけてくれました。
そして、夜の公演終了後
帰り際、通路ですれ違いました。
「お疲れさま~。良いコンサートだったよ!」って声をかけてくれましたよ。
「写真一緒に撮って下さい。。」って言いたかったんですけど
仕事を私に依頼してくれたC君をトラブルに巻き込みたくなかったので、諦めました。
私達は、TSOメンバーと親交を深める事は禁止されています(悲)。
挨拶やちょっとした会話はもちろんOKだけど、写真はどうかぁ。。
(前回のTSOブログを読んでみて下さいね~)
まさか、、この時は彼がクラッシック、、、、の人だったとは。。。知りませんでした。
クラッシックはやはり何事もの『基本』だと実感しました。
彼、どれぐらいTSO続けるつもりなんだろう。
それと、今回一緒に演奏した友人から聞いたのですが、
どのTSOメンバーか忘れましたか
カーチス音楽院を卒業された方もいるそうです!!
すごいぞTSO!外見だけじゃない。
これだけ、長い人気を続けるにはやっぱり本物でないと成し遂げられないんでしょう。
実は私、今回は少し演奏慣れしてきたので
ステージ効果をもう少し見る事ができました(演奏中!)。
すごいです。。。大きなアリーナでのコンサート。
コンサート中、何度も
70ドル払っても、、旦那様に来てほしかったなぁ。。
せっかく私も弾いているんだし。
と思いました 残念!!!
TSOミュージシャン楽屋前通路にあった、不思議な人形です。
それと、驚くほどに、両公演ともほとんど満席!!!でした。
TSO恐るべしです。
来年も仕事の依頼がありますように
風邪も治したいです。
放射線関連リンク:
武田邦彦教授 放射能、原発ブログ
茨城県放射テレメーター
北茨城放射能数値
文部科学省 全国放射線モニタリングデータ
関東各地の環境放射能水準の可視化
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