こんにちは、コーダイです。
ついに、2011年も残すところ、あと2週間になってしまいましたね。今年が始まった時点で、この日が来る事は分かっていたはずなのに、やっぱり年末の感覚は慣れないものです。
街はクリスマスで染まり、カナダはすっかりホリデー気分で染まってきています。
しかし、ホリデー気分の中でも、仕事がなくならない訳ではないですよね？仕事をきちっと終わらせて、なおかつ、パーティにも社交の場としてしっかりと参加する。そんな風に、スマートになるようにしなければいけませんよね。
それでも、やっぱり週に1回しか休みなく働き続き、やっとこの時期を首を長くして待っている人達もたくさんいます。
そして忙しい中、時間を縫って、以前カナダの語学学校で勤務していた頃に出会った生徒さんのちはるさんが、わざわざ足を運んできてくれました。
ちはるさんは、偶然にも私と出身が近く、話を聞いていると、実は私の昔のバイト先のご近所さんだったそうで、高校も同じだったそうなんです。
つまり、『共通の友達』がいた、という事ですね。フェイスブックであれば、共通の友達なんて、一目瞭然のはずなのですが、現実の世界でこういう事が起きるのもやっぱり、世の中どうつながっているかわかりませんね。
実は、このちはる先輩は今年の初めに、カナダ留学中で出会った、カナダ人男性とめでたくご結婚されて、今はカナダのバンクーバー付近に引っ越してきておりました。
だんな様のほうは、日本語の留学や勉強も本格的にして、奥様の文化や言葉にとても興味があるジェントルマンな方で、私も以前にご紹介して頂いてもらっていたので久々の再会！
今までの話や今後の話、結婚後にだんな様の地元での生活や英語環境での生活の事などなど。本当に話はつきません。
現在は完全な英語環境のカフェで仕事をしているそうですが、もうすでに英語の問題ではなく、待遇や店のシステムや店長の文句やら。（笑）バリバリにカナダ文化に浸かっていっているようですが、元気そうでなによりです。
しかし結婚したからといって、大きく変わる事なく、仕事をしなければいけないし、カナダの今の経済状況の話を聞くと、やはり一部の富裕層以外の一般のカナダ人達はかなり苦しい思いをしているようです。
結局のところ、お金持ちの移民の人や外国人が増え、土地価が上昇する一方、地元にいる人達にとっては、生活の圧迫にもなり、『新居を買うにもどうするか？』と悩んでいる夫婦も多いのが現状です。
仕事も安定せず、安い賃金で雇える外国人を多く集める会社も少なくない為、“カナダ人”というだけで、経済は日本や他の国とあまり変わらず、大学生の卒業後の就職難も同じです。
バンクーバーだけでなく、どこの国でも悩みは同じ。でも、わかっている事は、『今、やらなければいけない！』という事。きっとしっかりと頑張れば、この先もっと楽しい事が待っているはずですよね。
ちはる先輩夫婦も、苦難こそあれど楽しく、毎日を過ごしている様子。これから、日本でも仕事してみたい。というだんな様と、あれやこれやと相談しながら、“安住”する地を探すのも、また人生ですよね。
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