みなさま、こんばんはー
今日から10月ですねー。本格的に秋到来です。
今日はサーミ語の授業で名前についてちらっと触れました。
フィンランド人の名前はただでさえ男女の区別がつきにくいと評判です。というのも、普通ヨーロッパ圏の名前は女性の名前がA,男性の名前がOで終わることが多いからです。
ところが、フィンランド人の名前にはAで終わる男性の名前があるのです。
とは言え発音が変わっているだけで、もとは聖書の名前がやっぱり多いですね。
さて、サーミ語の名前ですが、名字というシステムがないそうです。
そのかわり、「誰誰の子どもの誰誰」という言い方をします。
まあ、こういう表現も特に珍しくありません、父親の名前が発展して名字に固定するのはよくあることです。
ところが、サーミの社会が広がって、親の名前だけでは特定できなくなっても、サーミの社会には名字という固定システムができませんでした。
じゃあどうしましょう
こういう人がいるそうです
Elle Ovlla Elle Mareh Minna
Elleの息子のOvllaの娘のElleの娘のMarehの娘のMinna
という意味です。
長い
最近ではこういう言い方もあるそうです
Luobba Sammol Sammol Ande
この場合は、Luobba出身のSammolの息子のSammolの息子のAnde
という意味ですね。
名字って、ファミリーネームっていうくらいですから、本当に家族の名前なんですね…
さて、今日は新しく民俗学の授業があったんですが、
「テストはドイツ語かスウェーデン語の本、好きなほうを読んできていいわよ」
と言われ
何だとー!!
と思いましたが、先生に話したらフィンランド語の本を探してくれるそうです
こっちの先生って、融通がきくのがすごくいいところですねー。別に、読む量は減りませんけどね…
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