先日、サンパウロ市のお隣にあるサントス市の、サントス港や街を観光してまいりました。
サントス港は、ブラジル最大にして南米最大(取扱貨物量)の港。
サンパウロ市は、内陸都市(標高約800mと少し高めの高原地帯)で海がありませんので、
サントス港が「ほぼサンパウロ港」という感じの位置づけです。
歴史的には、日本からの移民の方々が最初にブラジルの地を踏んだのがこの港から、という、
日本とも関わりの深いところ。
今でも、他の国からの海運貨物(例えば日本の家族からの荷物など)が、
一旦このサントス港に集められて様々な検査や手続きを受けてから、サンパウロやリオなどの都市に送られるという、
私たちの生活にもとても関わりの深い港なのです。
*少し前は、放射能への疑いから、日本発の貨物は片っぱしからここで足止めされたという噂もありました…。今では平常に戻りつつあるようですが。(o^-')b
そんなビッグな港と市街地を一望できるのが、こちらのケーブルカーで登る展望台のある丘、「Mirante Monte Serrat(モンチ・セハーの丘)」。
*私たちは大まかな地図しか持ち合わせておらず、このケーブルカー乗り場にたどり着くまでに車で街中をグルグルと迷いましたので、こちらに住所を書いておきます。
Mirante Monte Serrat
Praca Correia de Mello, 33 - Centro - Santos/SP
*詳細はHP
をご覧ください。
ブラジルでは、眺望を楽しめる高い建物や展望台というものが日本のように多くなくて、
こういうアトラクションはとても特別な感じ。
そんな展望台から眺めると、サントス港はやはりなかなかの大きな港!
大量のコンテナ、クレーン、石油(?)タンク、貨物船の数々、それに大型クルーザー等など、
ぐるりと「港」の景色が広がっていました。
そして旧市街の古い建物の一角などは、100年前からも変わっていないような趣きで、
思わず歴史の世界を妄想…。
*また後日書きますが、実際、この後に訪れた「コーヒー博物館」で見た1900年頃の街の様子を写した写真にも、今の街並みと変わらないものがありました。
観光名所が少ないと言われるサンパウロですが、サンパウロの中心地をひと通り知った後にでも、少し足を延ばしてサントスを訪れれば、また新たな名所を見つけた気持ちを味わえると思います!
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