思い返せば 最初にジョリーちゃんに会ったのは
彼女が まだ ８歳のころ。
まだ ほっぺが ぷっくらしていて あどけなさが残っていた。
私が 日本から引っ越してきたんだよ、と 自己紹介すると
「私 日本のこと知ってるよ！ 授業で習ったもん！」と 胸を張る。
でも その直後 日本人である私に 何か聞かれても困ると思ったのか
すっごく顔を赤らめていたのが まるで 昨日のことのように 思い出される。
そんな ジョリーちゃんも 去年 ７年生になり
いよいよ中学生になった。
（うちの学区は ６年生までが小学生）
体つきも 女性らしくなり とにかく 背がすごくのびて
身長は 今年の夏 会った時には １６０センチ以上になっていた。
でも まだ 子どもらしいところも残っていて
アクセサリーは大好きだけど まだ メイクはしていなかったし
服装も どちらかというと カジュアル。
髪をいじくるのがすきなタイプでもないし とても ナチュラルで
おしゃべりが大好きな 女の子。
これは 普段のジョリーちゃん。
お嬢さん ガニ股になってますがな・・・
食べているのは 彼女の大好物の
バターパスタ。
レストランのスペシャルメニューで
ゆですぎのスパゲッティーに
バターを たんまり からめる。
終わり。
夕飯 以上。
今年の夏 遊びに行ったときは 妹とうちの娘が離れないので
ジョリーちゃんは ずっと 私につきまとっていて
寝る前には 勝手に わたしの寝室に入り
私のベットに寝そべって ペチャクチャ おしゃべりを始める。
そんな 私たちの様子を見て 母親のジョイスが
「まるで ティーンエイジ・キャンプね」と 笑っていた。
ジョリーちゃんの話は けっこう長いので 私は 最後には疲れて
「頼むから そろそろ引き上げて・・・」と 思っていたけど
一緒に ベッドルームで 映画を見たり
私も 昔の アメリカの大学で寮生活を送った時のことを思い出したりして
自分も 若いころに戻ったようで 楽しい時間を過ごさせてもらった。
これまでも 家族ぐるみでお付き合いしていたけど お泊りして
毎晩 話し込んだことで
ジョリーちゃんの素顔や人となりも よくわかったし
日本に帰ってからも メル友として すっかり アメリカンティーンエイジャーの
友達の輪に入れてもらっている。（４０代のおばさんなのに。苦笑）
そのジョリーちゃんが バーミツバという大きな節目を迎えたと思うと
異教徒で 外国人で 単なる 友人の一人である私でも 感慨深い。
美しく変身した ジョリーちゃん。
ポーズもキメキメです。
Ｍｙ Ｂｅｓｔ Ｄａｙ Ｅｖｅｒ って
そりゃ そうでしょ。
こんな 豪華なパーティーを開いてくれた
両親に感謝だね。
ここまで 来るには 親の方は 本当に 大変だった。
プロの テーブルコーディネーター
プロの メイク ヘア アーティスト
やり手の パーティープランナー
センスのよい フラワーアーティスト
パーティーを盛り上げる 腕のある司会者 etc etc。。。。
バーミツバは まさに ユダヤ人の成功物語でもある。
見せられるだけのものを 見せてやろうという
ジョイスとパトリックの意気込みも すごかった。
私は 忙しく駆け回るジョイスたちをはた目に見ながら
あぁ ユダヤ人じゃなくって 本当によかった・・・・と 心の底から思った。
そして
驚愕のパーティーの中身へと つづく
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