ブラジルで車に乗って信号待ちをしていると、
止まっている車のドライバーさん向けの、いろいろな“ビジネス”を目にすることができます。
ビジネスの種類は、だいたい以下の3つ。
A.お菓子・フルーツ・おもちゃ売り
B.窓磨き
C.大道芸
サンパウロでは特に、(リオでも)
いつでも流れが詰まって渋滞してしまう交差点があちこちにあり、
(道路計画の悪さだと思うのですが、朝夕には街中がさらにひどい交通渋滞になります…)
そこが特定の人たちの“職場”になっているよう。
今回の写真は、お菓子売り。
ワールドカップ期間中らしく、ブラジル国旗を掲げて注目を集めたり、旗そのものを売っている売り子さんもたくさんいました。
赤信号の間の数十秒から数分の間に行われるこのビジネスは、
1. 中央分離帯の陰から売り子さんたちがさーっと飛び出して、
2. それぞれ車の列の間に入って行って、
列の先頭の車から順にサイドミラーにお菓子をひっかけていき、
*ちゃんとひっかけやすいように袋に入れてあります。
3. 信号が青になる直前に、再び先頭の車から順に駆け寄って、
お菓子を取ってくれたドライバーさんからお金(R$1=50円くらい)を受け取り、
取ってくれなかったお菓子は回収する。
というしくみのようです。
↓サイドミラーにこんな風にお菓子がひっかけられます。
実際に利用したことはありませんが、
短時間で手際良く行う売り子さんの様子には、いつも思わず見入ってしまいます。
(ただし、あまり目を合わせないようにした方がいいかも…)
でも、それと同時に、
「車が発進するまでにちゃんとお菓子を回収できるかしら?」
なんて、
思わずこちらの方がハラハラしてしまったりするのです…
*次回、窓磨きや大道芸に遭遇したらまたご報告いたします。
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