以前から、
ブラジル人は“あだ名”をつけるのが好き
と聞いていたのですが、実際こちらに来て、確かにそう感じます。
*私は詳しくありませんが、サッカー選手など、あだ名で呼ばれているケースがとても多いようですね。
しかも、本名をアレンジしたものだけでなく、
見た目の特徴ズバリのものだったりするのに驚きます。
例えば、もっともポピュラーだと思われるのが、
「バイシーニョ(baixinho=チビ、ちびっこ)」。
*形容詞「baixo(背・高さなどが)低い」を可愛らしく言った表現
お店の店員さん仲間やなにかのグループなど、人が集まれば、中にかなりの確率で「バイシーニョ」と呼ばれている人がいたりします。
*特に男性に多く、毎日のようにどこかしらで、「オーイ、バイシーニョ!」という呼び声を聞くくらい。ちなみに女性なら「バイシーニャ(baixinha)」になりますが、こちらはそれほど聞きません。
日本なら、大の大人に「チビ(っこ)」なんて、言われる方も、恐らく言う方も、さらに横で聞いている方も、かなり抵抗を感じるものだと思うのですが、
こちらブラジルでは、言われる方もイヤな風ではないのです。
もちろん言う方も悪気などない様子で、むしろ最大級の親しみを醸し出す言いっぷり。
*ただし、子供の頃からの友人同士が大人になってもそのまま呼び合っていたり、かなり気心の知れた間柄に限るそうです。あたり前ですが。(*^ー^)ノ
他にも、
「ゴルド(gordo=太っちょ)」、「カベソン(cabecao=大きな頭、デカ頭)」とか「○○(出身国)人」とか、
さらに顔などの見た目が似てるという野菜や果物の名前そのもの、例えば
「バタタ(batata=じゃがいも)」「アバカチ(abacate=アボカド)」なんていうものもあるのだそう。
本当に、他意がないからこそのことだと思いますし、
そういう無邪気なところがブラジル人、というかラテン的だなぁ~と思ったりします。
*日本では「悩み」に挙げられるような身体的な特徴も、「個性」としてそのまま受け入れられるので、それを取り上げた時にバツの悪さが生まれないのでしょうね。
とは言え、見た目の形容詞がそのままあだ名になるというのは、
日本人にとっては(しかも日本語だったら)、やっぱりちょっと抵抗がある気はしてしまいます・・・。
*「太っちょ」なんて呼ばれたら、やっぱりショック…です。(T_T)
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