インターネットを通して 日本を脱出し 世界各地でブレイクした どーも君。
それにしても ネット上を行きかう 何千億という情報の中で
どうやって どーも君は みんなの注目を 集めることができたのでしょうか？
それは 壮大なる伝言ゲームのおかげ、とでも しておきましょうか。
インターネットとはいっても 所詮は 口コミの世界。
東洋の島国から 秘密裏に持ち出されたどーも君は
次から次へと ネット上で 転送されていきます。
「すっげー面白い奴を見つけたんだぜ！ Check this out!」
しかし 少～しずつ変化していくのが 伝言ゲームの常。
どーも君も 転送されるたびに 微妙に 変わっていってしまいます。
それは・・・・
オカマになってたり
気持ち悪くなっていたり
海に沈んでたり
宇宙に行ってたり
ドイツに侵攻してたり
大変！！
ここでも アメリカ人の デジタルなクリエイティビティーが爆発！
ほとんど どーも君を使って 誰が一番 オモロイ作品をアップできるか
競い合っているようでした。
ユニークな どーも作品は 動画や映像をアップするネット上の掲示板に張り出され、それを見た人が また 友達に どーも君のことを伝え・・・と
伝言ゲームは 太平洋をまたぎ アメリカ中に どんどん 広がっていきました。
そして ついに 過熱するどーも君投稿合戦が生み出した ある一枚の写真が
ネット上で 大きな話題をさらい どーも君の人気を不動にします。
この のどかな写真のどこが？と 思いませんか？
問題は 黒塗りの部分に書かれた言葉です。
「あなたが 自慰行為をするたびに 神は 子猫を一匹ずつ殺められるでしょう。
どうか 子猫のことを考えてやってください」
日本人には 何が面白いのか わかりにくいかもしれないですが
この Everytime ・・・という構文といい、内容といい、
男性にとって 猫が殺されようが 人が殺されようが
たぶん辞めることができない行為である点といい、
すべてが たいていのアメリカ人のドツボにはまる可笑しさだったらしく
この画像は 瞬く間に ネット上を駆け巡り
どーも君を 一躍 有名人にしてしまいました。
ネットの世界でウケるのは エロと悪口とは よく言われますが
こんな形で どーも君が ブレイクしようとは ＮＨＫも寝耳に水。
箱入り息子を良いように弄ばれ 怒り心頭でした。
これ以上 海外で暴走するどーも君を 放置するわけにはいかない。
ＮＨＫは ついに 自らの手で どーも君を
正式に アメリカデビューさせることにします。
さて どうやって・・・・
つづく。
男って 悲しい生き物ね・・・
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