2024年7月30日
早いもので7月も終わりです。
パリ五輪が開幕しましたね!海外にいると、昔は日本のテレビが見られず、日本選手の活躍が見られなくてとても
残念だったのですが、今は日本のテレビを見る方法があり思い切り日本選手を応援できます。
しかも、フランス時間の夜はこちらの日中ということで、日本にいる皆さんのように寝不足を心配する必要もありません。
8年前にリオのオリンピックを見に行きましたが、やっぱりスポーツはいいですね。テレビでの観戦ではありますが、
心を動かされます。引き続き、選手の皆さんの活躍を応援しています。
さて、7月はいろいろ災難つづきで半分以上を何もできずに過ごしました。
まずは、7月上旬にテキサスに上陸したハリケーン Beryl。カリブ海で勢力を拡大して、1週間近く前から警戒はしていましたが、上陸前に勢力がおち、ハリケーンからトロピカルストーム(熱帯低気圧)になり、しかもヒューストンよりはかなり西の地域に上陸する予想で、ヒューストンへの影響は限定的だと予想されていました。
しかし、実際には進路がかなり東にかわり、ヒューストンを直撃。再び勢力を拡大してハリケーンとして上陸したのです。
月曜早朝から、雨というより激しい風の影響を受け、庭の木は大揺れ。隣の家との間にたつ木のフェンスも、揺れに揺れて
最後には倒れました。そしてついに停電。
ネットはもちろん、電話も使えず、情報はラジオでわずかに得られるのみ。ヒューストン地区の大手電力会社Center Point Energyの顧客だけでも、どうやら200万世帯が停電とのこと。
こちらが庭の被害の様子。
そこらじゅうで、同じような被害を受けた家があるため、3週間以上たっても、フェンスはまだ修理の日取りのめどはたたず、
裏庭に散乱していた枝は業者に片づけてもらったものの、未だに家の前に山積み。
<Day1>
初日は、ハリケーンが通り過ぎたあとも曇りの天気がつづき、まだ涼しく過ごしやすく、近所の人たちと一緒に道路に散乱した
木の枝を回収したりなんとか元気に過ごす。普段、あまり付き合いのない近所の人と、助け合えるのはありがたい体験。
停電中でも、幸いガスと水は使えたので、シャワーもあびれるし、料理もできる。悪くなりそうな肉は早く使ってしまおうと、チャッカマンでコンロの火をつけて料理。無事に過ごす。
<Day2>
2日目からは気温も上昇。
いつ電気が復旧するかもわからないまま、不安な時間を過ごす。
あまりの暑さに耐えかね、電気が復旧したエリアのホテルをなんとか予約でき2日目の夜はそちらへ避難。
2日目の夜には、近所で電気が復旧した家もあり、我が家も翌日には。。。と思っていたものの、どうやら無理そう。
ホテルは、すでに新規の予約がいっぱいで延長もできず。。。
<Day3>
ホテルを追い出され、昼には仕方なくむしあつい自宅へ。。。
さすがにたえかね、電気が復旧した友人宅へ午後は避難。少し涼しくなった夕方に自宅に戻るも、まだ電気はつかず、
暖かい空気は上にいくので、蒸し暑い2階から1階へ移動し長い夜を過ごす。
防犯上どうかとは思うが、我が家にはかわいい番犬がいるので、侵入者が近づいてきたときは、ちゃんと吠えてくれるので、
窓をすべて網戸にしてなんとか気温を下げる。近所の人の物音にも吠える優秀過ぎる番犬は、寝不足の元でもあったけれど。。。
<Day4>
4日目、暑さもあり早朝から目が覚め、悪くなりそうなパンと牛乳、卵を使ってフレンチトーストを作り、コーヒーと一緒に
まだ涼しい庭で気持ちよく朝食。しかし、徐々に気温があがり、元気もなくなってきて、午後からは再び別の友人宅へワンコも
一緒に避難。
さすがに、今日は復旧するだろうと期待しつつ友人宅から夕方戻り、車のドアを開けると、近所の家から引き続き聞こえる
ジェネレーター(発電機)の音。あー、やっぱりまだか。。。
※発電機を持っているお宅がちらほら。うらやましいが、ガソリンが燃料の場合は、ガソリンの入手が難しくなる場合もあり、大変だそう。しかも、家全体を賄えるほとのパワーがあるわけではないので、冷蔵庫と小さなクーラーを回す程度らしい。今後のハリケーンに備えて入手すべきかは要検討。
寝不足による体の疲れと、今日は復旧するはず、という期待が裏切られ続けたメンタルのダメージがつもる。
フローズンマルガリータを買いに行き、気持ちをふるいたたせる。一瞬は気持ちよくなったものの、お酒を飲んだあとの体は熱くなり、ますます眠れず逆効果。。。
<Day5>
眠れないまま5日目の朝。
もう期待するのはやめよう。。。
再び、別の友人宅へ洗濯と涼みにお邪魔。声をかけてくれる友人たちに感謝です。
期待せずに帰宅すると、ジェネレーターの音が聞こえない! ようやく電気が普及しました!!!
4泊5日のつらーい、体験でした。
ようやく日常に戻れると思ったら、なんと次はコロナに感染。
先に再び流行りだした西海岸に出張に行っていた主人からもらったよう。
停電の疲れも残ったまま、だるい療養生活となりました。症状は、倦怠感と咳、のどの違和感。私のコロナ感染は2回目で、前回は喉の痛みや、咳が長く続いたので、今回は1週間弱でよくなったので、まだよかったのですが、停電からのダブルパンチで、つらい日々でした。
というわけで、災難続きだった7月。3週間弱、何もできない日々でしたが、なんとか7月中にブログが一本はかけて一安心。
まだハリケーンシーズン(6月-11月)ははじまったばかり。世界中で異常気象が観測されていますが、本当に困ったものです。
日本もこれから本格的な台風の季節ですね。どうぞ無事にお過ごしください。
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