命令文とは
命令文とは、「窓を閉めて!」「静かにして!」のように、相手に強い指示や命令をする文を指します。
「命令」というと口調が強くなりがちなイメージがありますが、実は「~してください」といった依頼の文も命令文に含まれます。
今回はそんな命令文をヒンディー語でどう言うのかについてご紹介します。
【再掲】ヒンディー語の一般動詞ヒンディー語の一般動詞は「ना(ナー)」で終わり、このना(ナー)の前の部分のことを「語幹」といいます。
ヒンディー語で文を作る場合、この語幹以外の部分が変化します。
例えば、現在形の文を作る場合は主語に応じて次のように形が変わります
人が誰かに命令するとき、命令する相手(=主語)は「目の前の人」つまり英語で言う「You」になります。
ヒンディー語には「あなた(You)」という意味の単語が3種類あるため、命令形も同様に3種類ありそれぞれ丁寧さが異なります。
आप(読み:アープ):丁寧な言い方 तुम(読み:トゥム):友人・家族 तू(読み:トゥー):失礼にあたるこれを踏まえて「行く」という意味の動詞「जाना(読み:ジャーナー)」を変化させると次のようになります。
जाना(ジャーナー)の場合、語幹が母音で終わっているため、命令形に活用するときは、इएやओのように、母音をそのままつけます。
一方で、पढ़ना(パルナー)のように、語幹が母音で終わっていない動詞の場合、命令形に活用する際には、 िएや ोのように、母音記号をつける必要があります。
ここまで動詞の命令形活用の仕方をご紹介してきましたが、この活用ルールに当てはまらない例外の動詞があります。
命令形で使うことの多い動詞なので暗記してしまいましょう!
(する・行う) कीजिए
キージエー करो
カロー कर
カル पीना
(飲む) पीजिए
ピージエー पियो
ピーヨー पी
ピー देना
(与える・渡す) दीजिए
ディージエー दो
ドー दे
デー लेना
(もらう) लीजिए
リージエー लो
ロー ले
レー
ヒンディー語では文章を作る際の語順が日本語と同じになります。
一般動詞の文とは異なり、コピュラ動詞をつける必要はありません!
ヒンディー語の命令文についてご紹介しました。
人になにかをお願いするときにも使える表現なのでぜひ覚えて使ってみてください!
参考になれば幸いです!
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