バングラデシュの首都ダッカでは、物乞いがとても多いです。手足の無い障がい者や、赤ちゃんを抱っこした女性などが車や歩行者に近づき、「お金を頂戴」とせまってきます。
特にコロナが流行り出した頃は、スーパー前などに、ものすごい数の物乞いがいて、しつこく付きまとわれることもあり、買い物に行くのが億劫になったこともありました。
最近は、以前よりも気にならなくなりましたが、それでもまだまだたくさんいます。
そのような物乞い行為を禁止する看板が、グルシャン2サークルに設置されています!!
生活するのに最低限の「賃金」を渡しながら、日中にストリートチルドレンや路上生活者に物乞いをさせ、夜になるとその「売上」を回収する「物乞いビジネス」がバングラデシュにも存在します。
路上の赤ちゃんはレンタルされているらしく、赤ちゃんを抱いているのは決してお母さんではないこともあると聞いたことがあります。赤ちゃんを抱っこしている方が、同情してもらいやすくなるため、物乞いたちは赤ちゃんをレンタルして抱えているとのことです。
物乞いをしている人たちに金品を与えても、結局は元締めに吸い上げられてしまうため、グルシャン2サークルでは、そうした物乞いビジネスをさせないように物乞い行為を禁止しているようです。
物乞いは意外と儲かるようです。
特に、ラマダン期間中は、物乞いに金品を与えると、通常よりも更に「徳」を積むことができると信じられており、多くの人々がボクシーシ(心づけ)をするので、物乞いにとっては稼ぎ時のようです。ということは、これから街中に増えてくるかもしれないですね・・・
過去に(勝手に)認定された「バングラ珍百景」も、ご参考までに。
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