2022年10 月6日
一気に寒くなりましたね。
体調を崩しやすい季節ですから、気を付けたいですね!
さて、アメリカの大学に行って大変なことの一つが病院通いです。
大学に限りませんが、アメリカは日本のように皆保険制度ではなく、個人で保険に加入し、それによって通院できる病院や負担額が変わってきます。
以前アメリカに住んでいたときに、娘が足首をねん挫し、整形外科に行ったことがありますが、骨折ではなく固定するためにギブスをしただけですが、一回の診察が900ドルと言われたときは衝撃的すぎて、思わず請求書を二度見、三度見したほどです。
もちろん、保険に加入していましたので全額払うことはありませんでしが、ビックリですよね!
大学に入学する際、保険の加入は義務づけられており、アメリカ人なら家族でもともと加入している保険をそのまま継続するケースもあるようですが、留学生の場合は大学から勧められる保険に加入する場合が多いようです。
我が家の場合も、かなりの金額を払って大学が指定する保険に加入しています。
こちらが、その保険の費用の負担額の一覧です。
一番左から、
・サービス内容
・大学内のクリニックに行った場合の負担額
・In-Networkといって加入している保険の同じグループ内のクリニック・病院を受診したときの負担額
・Out-of-Networkといって加入している保険とは異なるグループのクリニック・病院を受診したときの負担額
・個々のプラン
という内容です。
Co-pay(コーペイ)というのは、受診した際に払う金額です。
結構複雑ですよね。
つまり、日本のように熱が出たから近くの内科に行こう、と気軽に受診できるわけではないのです。
そして、保険とは別の話ですが、救急以外、クリニックや病院に予約なしにいくことはありえません。
先日、娘が膝を痛め数日様子を見ても痛みがひかないため、整形外科に行きたいということになりました。
そこでまず必要なのが、大学内のクリニックに予約をとること。そして、整形外科への紹介状(referral)をもらうことです。
しかし、大学内のクリニックは常に予約でいっぱい。朝いちで電話をしても、もう今日はいっぱいだから、また明日連絡して、と言われて翌日も同じ、ということが多いのです。
さすがに痺れをきらして、状況がひどいことを主張し、何とかオンラインでドクターに診てもらうことができ、そこでreferralをもらい、翌日以降大学内にある、整形外科(医学部もある大学でもあり、スポーツ選手も多く在籍しているため整形外科があります)
を受診することができました。
ケガの状況どうこうより、受診にたどりつくまでのプロセスが本当に大変でした。
幸い、膝の状態はそこまで深刻ではなく、PT(Physical therapy)に通って様子をみることで収まりそうなのですが、アメリカで生活することの大変さを改めて感じた一件でした。
いろんなトラブルを体験して娘は日々逞しくなっています。
本当は、もっと平穏に大学生活を過ごしてほしいのですが、これも海外で学ぶ意義の一つなのかもしれません。
メンタルをやられない程度に頑張って乗り越えてほしいと思います。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。