2022年8月2日
8月に入り夏本番ですね。
コロナ感染者数の再びの爆発的な拡大と記録的な猛暑で大変ですが、涼しい部屋からお気に入りのドリンク片手にビーチを眺めるには最高の季節です。
さて、毎日早朝か夕方の散歩に出かける近くのビーチも海開きをして、たくさんの観光客がおとずれています。
私も日焼け対策を万全にしながら、珍しく日中のビーチに行ってきました。
そこで驚いたのが、貴重品が入っているだろうと思われるバッグなどがあちらこちらで無人のまま放置されていること。
ホテルやビーチのコインロッカーなどにおいてきている人もいるとは思いますが、誰でもアクセスできる公営のビーチで、バッグなどを無人で長時間放置するなんて海外でやったらすぐになくなります。
(もちろんちゃんとしたリゾート地では、預ける場所などもあるのでそこまで危険ではないですし、国にもよりますが)
そしてもう一つ、最近気になったのが路上飲みと路上で泥酔。
コロナ禍で、路上飲みをする人が増えたようですが、そのまま泥酔して寝てしまう人を警官が起こしているという映像をテレビで見ました。貴重品が入ったバッグを枕代わりに完全に泥酔。警察官も、「あぶないですよ。家に帰ってください」と丁寧に声をかけていました。
あらあら危ないですよ。ブラジルでそんなことしたら完全に荷物はないし、荷物を奪おうとした人に気づいて抵抗でもしようものなら命だって危ないですよ。。。
この路上飲みの話を、アメリカ人の友人にしたら、「日本はすごいね。外で飲めるんでしょ。アメリカは路上飲みは逮捕されるよ」とのこと。そう言われて思い出しました。アメリカに住んでいたころ、近くの大きな公園で家族でBBQするときでさえ、ビールを飲むには許可が必要でした。
日本人は、路上にモノが落ちていたら、それは落とし主のモノであり、警察に届ける人が多いと思います。
でも海外では、路上に落ちているモノは、誰のモノでもない。拾った人のモノ。と考える人も多いです。娘がアメリカの小学校やブラジルのインターに通っていた時、日本で買ったかわいい文房具をよくなくしました。
最初は、自分でちゃんと持ち物の管理ができないからだと娘に気を付けるように言いましたが、どうやら友達に貸したまま、それをまた貸しし、最終的に誰のものかわからなくなってそのままなくなってしまうということがよくあることがわかりました。
もちろん友達には「使ったら返して」とは言っていたのですが、えんぴつ一本、消しゴミ一つまで大切にする気持ちがないのか、もしくはまた買えばいいじゃん、とでも思うのか、ちゃんと対応してくれる友達は少なかったようです。
友達も悪気があるわけでもなさそうで、娘を責めても仕方がないと気付き、途中からなくなって嫌なものはもっていかない、という方針に変わりました。
持ち物に対する考え方は、個人やそれぞれの国によっても違うものなんだと思います。
最近は上がらない給料、遅れているITなどなど日本の残念なところがよくクローズアップされていますが、治安がいいところはまだまだ日本の誇れる点だと思います。でも、それを当たり前に思わないようにしたいものです!
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