皆さんこんにちは、ブリスベン支店の Izzy です。
毎週火曜日は、【Izzyの易しい優しい経済楽】の時間です。
身近な話題、気になる話題、親しみやすい話題をとりあげて
いきますので、オーストラリア経済(かなり大げさ?)を一緒
に勉強しましょう。
さて今週は(今週も)、ちょっと肩の力を抜いて、オーストラリア
の住宅事情・土地事情について勉強してみたいと思います。
とあるオンライン証券会社ががまとめた調査によりますと、
オーストラリア人が購入する新規住宅の平均面積が243.6
平方メートルとなり、依然として世界最大であるということです。
オーストラリアは米国と比べ10%、ニュージーランドと比べ9%
大きいということです。 ただし、これでも、公共料金の値上が
りを背景に購入する住宅の規模が縮小化しているというので
すから驚きです。
調査によりますと、米国では過去3年で住宅の平均面積が
縮小していて、現在は222 平方メートルとなっているとのこと。
欧州ではデンマークが最大で、同137 平方メートル。 一方、
オーストラリアの平均面積は過去20 年間で40%増えています。
ただ1980~90 年代生まれにとって住宅購入がそれほど興味
のあることではないほか、節約志向の購入者も増えたというこ
とで、過去5年の平均面積は減少傾向にあり、現在ピークを
迎えているということです。
参考までに州別の新規住宅の平均面積は、
ニューサウスウェールズ州 : 269.7平方メートル
北部準州 : 263.5 平方メートル
クイーンズランド州 : 250.6 平方メートル
ビクトリア州 : 246.9 平方メートル
西オーストラリア州 : 244.9 平方メートル
首都圏特別区 : 212.8 平方メートル
タスマニア州 : 188.7 平方メートル
南オーストラリア州 : 185.4 平方メートル
それにしても、宅地としては広いですね。 こちらで暮らして
いて気づくのは、一戸建てには必ず前庭と裏庭があり、その
裏庭のでかさにはおどろかされます。 しかもそれが芝ですか
ら、日本の住宅事情とはかなり違いますね。
Izzy