共同通信によると、東京五輪・パラリンピック組織委員会がインドで確認された新型コロナウイルスの変異株であるデルタ株対策を強化し、特定の国から参加する選手の行動規制を強めることに関し、インド・オリンピック委員会が「不公平で差別的だ」と反発する文書を東京の組織委に送ったようです。
インドの委員会は、同国選手はワクチン接種を受けており、規制は厳しすぎると強調。東京五輪に向けて長い期間努力してきた選手を苦しめる措置だと訴えているようです。
インドメディアは、東京組織委の方針により、ホッケーなどインドの一部選手に影響が及ぶ可能性があると報じています。
オリンピック憲章では、「オリンピズムの根本原則」として、「このオリンピック憲章の定める権利および自由は人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、政治的またはその他の意見、国あるいは社会的な出身、財産、出自やその他の身分などの理由による、いかなる種類の差別も受けることなく、確実に享受されなければならない」と規定しています。
このまま大会を強引に開催してしまうと、感染が拡大している国からの選手は参加できない可能性もありますし、とっても不公平な大会になってしまいます。
「五輪開催は人命軽視」。
新型コロナウイルスの感染が拡大している国では、毎日多くの人が亡くなり、医療従事者や飲食業界などの人たち、普通の市民も大変な思いをして生活しているので、このように言われても仕方がないです。
日本の大手マスコミは、東京五輪のオフィシャルパートナーになっているため、今後も気概のある報道をあまり期待できません。
五輪開催の中止を決断しないと、今回のような残念なニュースは後を絶ちません。日本が、ますます国際社会から尊敬されない国になってしまうような気がします(‘A`)
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