「なぜマンホールのふたは丸いのか」
これはGoogle の面接試験に出題された問題の一つでもあります。ここシリコンバレーでは多くのITブレイン(脳)の持ち主がたくさんおられますが、ほとんどの場合その方があまりにも普通の人で見分けさえつきません。
人は外見からは判断できない!というのはまさにシリコンバレーではぴったりあてはまるものです。ふらふらと朝の10時頃寝ぼけた頭で半ズボンにサンダル。このような格好でスタバからでてきても実は大富豪だったりするのですから面白いものです。
ニューヨークあたりでしたら、スーツを着て高級車に乗ってといったように一目を引くのでしょうが、あのApple社のスティーブジョブさんをみてもあんな格好です(ジーンズにTシャツ)。かざらない、きどらないは典型的シリコンバレースタイルといえるのです。
さてこのような特殊な場所なのですが、「なぜマンホールのふたは丸いのか」Google はなぜこのような問題をだすのでしょう?日本の入社試験であればあり得ない質問です。
"御社のサービスは非常に興味をもちますからにして。。。ダラダラダラ。"などと心にもない事を並べる日本企業への入社試験に比べて、「なぜマンホールのふたは丸いのか」などと唐突にきかれるとお受験世代は閉口してしまうのも無理はありません。
Google は「なぜマンホールのふたは丸いのか」の真実を知っているかを知りたいのではなく、その人の回答からどのような想像力が生み出されるかを見極めたいというのが本当の意図なのだと思います。常識の人間では思いもつかない突拍子もない回答を待っているのです。
シリコンバレーは世界でトップの革命的場所です。何が革命かというと今迄の常識を覆すことが起きる場所なのです。例えば、WFH(=Work from home) 自宅勤務。エンジニアの多くは週に2-3のペースで会社に来ません。なかには WFH (=Work from Hawaii)なんて人さえいるほどです。(冗談ではなく本当です。)
実力さえあれば働く場所や服装などはどうでもよい。という今迄の会社の常識では全く考えられない事を可能にし、優秀な人材を確保する為の流れともいえるかもしれません。
日本ではほど遠い世界ですが、可能性のある人材を会社の組織で縛らない自由な環境に解き放ち突拍子もない創造性を生み出させるという新しい感覚なのです。
WatchJTVの由来も実はシリコンバレーの原点にあります。海外のリビングのソファーに座りながら日本のテレビを見る!という突拍子もないコンセプトはまさにこのシリコンバレーの発想なのですね。
http://www.WatchJTV.com
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。