現地メディアによると、インドから入手した新型コロナウイルスワクチンの接種が2月7日からバングラデシュ全土で始まるとのことです。ダッカでは、一足早く1月27日に一部の看護師を対象に、接種を開始するようです。希望者は、専用サイトで登録が必要です。
今回、インドからバングラデシュに無償提供されたワクチンは、英国のオックスフォード大と製薬大手アストラゼネカが開発し、インドのセラム・インスティチュート・オブ・インディアが製造した「コビシールド」のようです。
ただ、ダッカ大学などが実施した調査(調査対象3560人)では、2月7日から開始予定の全国的な接種をすぐに受けたいと考えているのは、回答者の32%に留まっており、16%は接種を受けたくないと回答。52%は、ワクチンの有効性と安全性に懐疑的で、接種開始してから数週間~約1年間は様子見をしたいと望んでいると回答していたようです。
ワクチン外交で中国と火花を散らすインド
産経新聞などによると、インドは国内で大規模接種を行う一方で、バングラデシュだけでなく、ネパール、スリランカ、モルディブ、ミャンマーなどの周辺国にも、ワクチンを無償提供し、いわゆる<ワクチン外交>を進めているようです。
インドは、ジェネリック医薬品(後発薬)大国で、世界のワクチンの6割を製造している「世界の薬局」として、アジア各国で影響力を強める中国に対抗していく構えです。
バングラデシュは当初、中国の製薬大手、科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製ワクチンの国内臨床試験(治験)を開始する予定でしたが、費用負担で同社と折り合いがつかず頓挫し、インドのワクチンに飛びついた経緯があったようです。
海外在住日本人はどうなるの?
バングラデシュは国民全員分のワクチンを用意する計画ということのようですが、無償でワクチンは受けられるようになるのかな?
私自身はあまり接種に期待をしていないので関心が薄かったのですが、海外で暮らす日本人のためのワクチンは、日本が用意してくれるものなんでしょうかね(´・ω・`)
バングラデシュで、自腹で手に入るものなのかな? これからそういう話も出てくるのかな~~
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