時事通信社によると、感染力の強い「新型コロナウイルス変異種」が英国などで流行している事態を受け、欧州と地理的に近く往来も多い中東各国でも国際航空便を制限する動きが広がっています。
サウジアラビア政府は20日、「変異種の性質に関する医学情報が明らかになるまで」の対応として、全ての国際便の運航とサウジ国内への入国を1週間中断すると発表しました。状況に応じて1週間延長も検討するようです。さらに、変異種が確認された地域から今月8日以降に入国した人には自宅隔離などの感染抑止措置を義務付けました。
クウェートも21日から1月1日まで全国際便の運航を止めるほか、オマーンは22日から陸海空の国境を1週間封鎖します。
中東で最も新型コロナ感染死者が多いイランは、英国との航空便往来を2週間停止すると決めました。ヨルダンやモロッコも英国からの旅客機乗り入れを禁じました。
トルコは、英国のほかデンマークやオランダ、南アフリカなど変異種が確認された国々からの航空機乗り入れ停止を決定しました。
中東だけでなく、インドやポーランド、スイス、ロシア、香港なども英国からの航空機乗り入れ停止を決定しているようです。バングラデシュも、22日の会議で、英国便の乗り入れ停止措置を講じるか決めるようです。
日本は相変わらずのんびりしているので、変異種が入ってくるのも時間の問題かもしれないですね(‘A`) 首相はこのタイミングで、来年夏に人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証として東京で五輪・パラリンピックを開催するとの決意を改めて示し、海外メディアからも呆れられているようです。
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