フジテレビによると、シンガポール当局は11月末、建設作業員として2017年にシンガポールにやってきたイスラム教徒のバングラデシュ国籍の男(26歳)をテロ容疑で逮捕したと発表しました。
記事によると、男はシンガポール入りした翌年の2018年からインターネット上で「イスラム国」のプロパガンダに触れて過激化。匿名アカウントを使い、それらを拡散させただけでなく、折りたたみ式ナイフを購入し、取り調べに対してそれを攻撃に使うつもりだったと自白しているようです。
また、別の記事によると、シンガポール当局は11月24日、10月にフランスで預言者ムハンマドの風刺画を授業で見せた教師が斬首されたテロ事件に関連し、バングラデシュ人15人と、マレーシア人1人を本国に強制送還したとも発表しました。バングラデシュ人15人はシンガポール国内で外国人労働者として合法的に滞在して建設現場などでの労働に従事していたようです。15人は事件に同調し、「テロや暴力を助長」する趣旨の主張を書きこんでいたそうです。
シンガポールから国外退去になったバングラ人が、バングラ国内でもテロ行為をしないか心配ですね。
現地メディアによると、12月2日夕には、ダッカ市内の米国大使館付近で、爆弾のような物体が発見され、一時騒然となったようです。結果的には、爆弾ではなかったようです。ただ、米国大使館の厳重な警備を試した<予行練習>の可能性もあり、今後も警戒が必要かもしれません。
バングラの治安が悪化しないことだけを祈りたいです。
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