毎日新聞によると、新型コロナウイルスの感染拡大が続くバングラデシュでは、ハシナ政権の新型コロナへの対応を批判したジャーナリストが訴追されるケースが相次いでいるようです。今年5月だけでも少なくとも16人のジャーナリストやブロガーが<抑圧>されたらしいです。
同記事によると、当局が訴追の根拠としているのが、2018年にハシナ政権下で成立した「デジタルセキュリティー法」です。同法では、個人や国家を脅した場合や「建国の父」で、ハシナ首相の実父であるラーマン初代大統領への否定的な情報を流布させた場合、裁判所の令状なしに拘束や家宅捜索ができるとされています。
これまでもハシナ政権下では、政権に批判的なジャーナリストが同法違反で拘束されてきたようですが、同記事では「コロナ禍が拍車をかけた形だ」と指摘しています。バングラ政治に詳しい日下部尚徳・立教大准教授は「政権は新型コロナの治療態勢拡充が遅れた上、失業者や貧困層対策を十分にしてこなかった。ジャーナリストからの批判を抑え込むことで求心力を保ち、政権基盤を盤石にする意図がある」とコメントしています。
バングラって言論の自由が認められていない国なんですかね??
中国のようにごりごりネット規制等をしている印象は無いですが、おそろしや~~(‘A`)