バングラデシュでは、毎年イード前になると、アパートの管理人やガードマン、掃除人などに対して、季節外れのお年玉を配布する習慣があります。
アパートによっては、イード前になると、アパートで働くスタッフリストが配布されるところもあるのだとか!?
私の住むアパートでは、リスト配布はありませんでしたが、アパートの管理人が私の運転手を通して、「管理人とガードマン2人、掃除人1人がイードのチップを待っているみたいだよ」と伝えてきました(‘A`)
相場は一人あたり500タカと聞きましたが、皆様それくらいですよね????
アパートの地上階で、管理人やガードマンに日頃の感謝の気持ちを伝えながら、子供たちと一緒にお年玉を配布していたところ、普段からよく見かけるオーナーの運転手も便乗して、「ありがとうございます」と言いながら笑顔で近づいてきましたΣ(・ω・ノ)ノ!
内心苦笑いでしたが、この憎めないちゃっかり者に対してもお年玉を渡しておきました♪ 「郷に入れば郷に従え」ですよね。
イスラム教の教えの一つに「喜捨」というものがあり、裕福な人たちは、貧しい者たちにお金を分け与える事で、「徳」がもたらされると考えられているようです。こうした考え方があるので、特にラマダン期間中は、貧しい人たちが金品を求めてくることが多いようです。
5月22日(金)は、ラマダン最後の金曜日。ラマダン最後の金曜日といえば、2016年に多くの外国人が犠牲になったダッカ・レストラン襲撃テロが起きた日です。特に夜は要注意なようなので、金曜日は一日中家で引きこもろうと思います(‘ω’)ノ 何も無いことを祈るばかりです。