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国内在宅勤務でイモトのWiFiを使ってみた。【使用後レビュー:テレワーク】

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昨今、社会的要求により自宅勤務を始められた方も多いと思います。自宅にインターネットの接続環境が無い方や、あってもデータ量に制限があり、業務に使うには不十分な場合、インターネットの環境を改善しなければならなくなります。

かく言うぼくも、会社の帰国命令により、海外駐在員をしていたフィリピンから帰国し実家に帰ったのですが、インターネット環境が無く、慌ててモバイルWifiルーターを準備しました。海外駐在員を長年やっていたこともあり、どの会社のサービスを使えば良いかさっぱり分からず、CMで知っていたイモトのWifiイモトのWiFi をインターネットで注文してみました。イモトのWiFi は株式会社エクスコムグローバル(XCom Global, Inc.)が展開するデーター通信レンタルサービスです。

ご存知の方も多いかと思いますが、イモトのWiFi はもともと海外出張者や旅行者が海外でインターネットへの接続を維持するために、空港などで、海外で利用できるWifiルーターを受け取って、帰国後空港でルーターを返却する方法でシェアを伸ばした会社とです。

国内のデーター通信レンタルサービスにはエクスコムグローバルからは基本的に訪日外国人向けに「JAPAN WiFI」がありますが、今回ぼくが使ったのは、2020年4月6日から開始したばかりの「イモトの国内無制限Wifi 4Weekパックです。仕事柄、以前から気になっていたイモトのWiFi を、今回は期せずして本来のスキムとは異なる、国内での利用になりました。

その結果を実際のコスト・機器の送付などを中心に紹介したいと思います。同業他社のサービスを経験・比較した訳では無いので、他社サービスよりもイモトのWiFi をおすすめすると言う記事ではありません。

あくまで、ぼくの経験をもとにイモトのWiFi というサービスを国内で使うとどうなるかを紹介する記事です。ご了承ください。

申し込み方法 Imoto_11Imoto_11

申し込みは以下のサイトよりインターネットで行いました。

利用期間が渡航期間になっているのは、海外での利用が前提になっている名残かと思います。実質このパッケージを利用すると申し込み時に記入することは以下の2項目とルーターの受け取り時間だけです。

利用開始日:(申し込み日より最短で2日後)、利用終了日は自動的に開始日より4週間後に選択される。 お届け時間帯:午前中、14-16時、16-18時、18-20時、20-21時の5つの時間帯、もしくは指定しないから選択。 支払い方法:クレジットカード、amazon pay、コンビニ後払いの3択です。
Imoto_20Imoto_20

ルーターの宅配受付の申し込み期日は上記のスクショのようになっています。ぼくの個人的な感想ですが、かなり素早く対応しているのではないでしょうか。急ぎの時には助かるように思います。

選択項目として、渡航する国数、利用国、受け取り方法、返却方法などがありますが、上記のパッケージでは、渡航する国数は「1」、利用国は「日本」、受け取り方法・返却方法は「宅配」の一択です。

申し込みをして3日間待つと、以下のスクショのような小包が届きます。

Imoto_01Imoto_01

中には以下のようなものが入っています。

Imoto_02Imoto_02

内容物は、

Wifiルーター本体(ZTE製 型番:ZTE MF910) 充電器 充電器とルーターをつなぐケーブル(USBのタイプAとB) ルーターと付属品を入れる小物入れ(ポーチ) 利用ガイド 利用期間を延期する場合の説明書き

以上の6点でした。

Imoto_03Imoto_03

Wifiルーターは上のスクショにあるTZE製のMF910というモデルです。ディスプレイにはSIMの電波の受信状況、バッテリーの充電状況、Wifi接続されている機器の数、移動体通信事業者名、累計の使用データー量が表示されます。

実際に使ってみて

実際に使ってみた感想は以下の通りです。

必要なコストについて

実際に必要なコストは、4週間のサービス料5600円とそれとは別に送料がかかります。送ってもらうのに、500円/機器、送り返すには、実費がかかります。着払いでの場合は1000円/機器の費用が別途請求されます。つまり最大で、7100円の費用がかかります。

なお、東京渋谷のエクスコムグローバルの本社に出向いた場合は、送料は掛からないようです。また、上記の金額は全て税別です。

つまり税別で、1日あたり、7100円/28日=約254円で、インターネットの接続環境を得ることができるわけです。これを安いと思うか、高いと思うかはそれぞれだと思うのですが、ぼく個人の感想を言わしていただければ、期間が約1ヶ月とまとまっている割には、少し高いように思います。

データ通信容量・スピードについて

いちようデータ容量無制限を歌っていますが、但し書きで割とはっきり「短期間に大容量のデータ通信(3日で10GB程度)をした場合、通信速度が制限される可能性があります。」どうやら、3日間で10GB を超えるほど使うと、エクスコムグローバルからではなく、移動体通信事業者からリミッターがかかり、通信速度ががた落ちになります。

ぼくはあまり但し書きを読まずに、データ容量無制限だけを考えて、機器を4つも同時につなげてYouTubeで動画も見ていたのですが、2日目で9GBに達して、リミッターがかかってしまいました。リミッターがかかった後は、メールのやり取りは出来るのですが、ブラウザーを使うにも困るぐらいの速度しか出ず、在宅勤務には耐えられものでした。

このリミッターの解除の方法が取説にはなく、相談窓口に電話したのですが、24時間ルーターの電源を入れずにいると、回復すると教えられ、実行すると言われた通り、リミッターが解除されて元通りの速度に戻っていました。

それ以降は、ぼくは1日のデータ量が3GBを超えないように注意して使用しています。(SIMカードスロットのカバーを外すと、SIMカードの右側にリセットボタンがあり、そのボタンを長押しすると、累計のデータ量が0に戻ります。)

イモトのWifiの良かった点・良くなかった点 Imoto_13Imoto_13 イモトのWifiの良かった点
広告の知名度があったので、信用できた。 電話でのヘルプサービスが丁寧。
イモトのWifiの良くなかった点
契約期間を延長してもその都度、ルーターを送り返して、新しいルーターをもらわなければいけない。 データ量無制限でも、プロバイダーからのデータ制限が掛かる。 データ量無制限といっても、実際3日間で10GBという制限がある。 上記の制限を超えた後の速度があまりに遅すぎる。 比較的費用が高額
総評 Imoto_10Imoto_10

上記の良かった点・良くなかった点だけを見ると、満足していないように思われるかもしれませんが、ぼく個人的にはそこそこ満足しています。どれぐらい満足しているかを具体的に説明すると、今後同じような状況(国内で1ヶ月ほどモバイルのWifiルーターを個人で用意しなければいけない状況)になれば、迷わずイモトのWiFi を利用すると思います。

ただ、今年の4月6日から始まったこのサービスはどうやら期間限定のようですので、その時このサービスがあるかどうかは定かではありませんが。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。本記事が在宅勤務・テレワークで頑張っている皆さんの一助になれれば、こんな嬉しいことはありません。それでは、さようなら。

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ブログ紹介

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https://miyukimedaka.com

20年以上の東南アジアでの海外赴任の経験をもとに、これから海外赴任される方、されている方との有益な情報の共有できればと思っています。

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