現在の副業、複業を社会的に勧める風潮もあって、副業・複業を始めようかと考えておられるサラリーマンの方も多いかと思います。
そんな中で、ブログは初期投資が少なく、在庫管理なども不要なため、サラリーマンが副業として行う対象の有力候補の一つだと言えます。
今回は、そんなブログ作成をWordPressというCMS(コンテンツマネージメントシステム)というソフトウエアーを使って立ち上げる方法を簡単に必要コストの説明を交えながら解説していきたいと思います。
世間的には、無料ブログサービス(はてなブログ、アメーバブログなど)も有り、初心者の方はWordPressとこれらの無料ブログとの違いが分からず、どちらを選べが良いか分からず困っている方も多いかと思います。
結論から言いますと、副業目的、つまり収益を目的にブログを始めるのであれば、WordPressの一択です。
下記は、はてなブログを代表にして無料ブログサービスとWordPressとを比較した記事のリンクです。どうして、収益目的ならばWordPressなんだろうと疑問を持たれた方は覗いてみてください。
■WordPressでブログを始めるために必要な4つのものとそのコスト WordPress_03R以上の4つのものがWordPressdでブログを始める上で必要です。
WordPressを使ってブログを立ち上げることは、手順を守ってしっかりと行えば、それほど難しい作業ではありません。PCが苦手でも大丈夫です。それではそれぞれを具体的に解説していきます。
レンタルサーバー WordPress-05Rまずはレンタルサーバー会社と契約してサーバーをレンタルする必要があります。サーバーとは自分のブログの情報を記録して、要求に応じて常に第3者に提示する機能を提供するものです。
レンタルサーバーはよく例え話では、家を建てるための土地(宅地)に例えられます。レンタル料は期間などの条件により異なりますが、一つの目安として1ヶ月当たり、1000円を見ておけば良いと思います。
そこで、サーバーをレンタルサーバー会社に申し込む必要がありますが、エックスサーバー がオススメです。その理由は、サーバー自体が非常に安定していること、数多くのアクセスに耐えられること、WordPressでの使用を考慮してインストールを簡単にしていること、幅広いユーザーに支持され使われていて、Webに情報が豊富なことなどが挙げられます。また、期間によっては、レンタルサーバーの新規契約者に対して、ドメインの無料提供を行っていることがあります。興味のある方は確認しましょう。
ただ、逆に一度無料でもらったドメインを維持するために、エックスサーバー からサーバーを借り続けなければならない可能性があるので、よく考えて選びましょう。ちなみに僕はサーバー、ドメインともエックスサーバー からですが、ドメインはお金を払っています。
また、WordPress専用のクラウド型サーバーの提供もエックスサーバーは行なっています。興味のある方は以下のバーナーからどうぞ。
ドメイン(独自ドメイン) WordPress-04Rレンタルサーバーが住宅の土地(宅地)に例えられるのに対して、ドメインは住宅の住所に例えられます。ドメインはドメイン登録サービス会社に申請して取得しますが、そのためのコストは一般的な〜.comのドメインで大まかに言って、一年目800円、それ以降の更新で年1200から1300円ほどです。ドメインはその種類によってコストはかなり異なります。
〜.xyzや〜.siteなどのドメインは初年度の費用はとても安いのですが、その後の更新料が〜.comなどと比べてとても高く設定されています。ドメインは一度決めると変更は大変です。選定には十分注意しましょう。個人的には〜.comなどの一般的なドメインをオススメします。
それでは、どこのドメイン登録業者が良いのか、ということになりますが、オススメは2つあります。それはお名前.com とエックスドメイン です。それぞれのオススメの理由は以下の通りです。
お名前.com国内最大手のドメイン登録サービス会社です。実績も多く品揃えも豊富です。価格的にもリーズナブルだと思います。
また、すでに実績のある中古のドメインの販売も行っています。
前述のエックスサーバーがやっているドメイン登録サービスです。ドメインに関するサービス自体はお名前.comの方が優れているように思いますが、あとで説明するレンタルサーバーとドメインとの紐付きを、両方エックスサーバーにお願いすると自動的にやってくれます。このサービスは初心者の方には便利だと思います。
WordPress WordPress-02R次にブログを作るためのCMSであるWordPressの解説です。
2つあるWordPressあまり知られていないことですが、WordPressには2つの団体が存在します。WordPress.orgとWordPress.comです。
それでは、それぞれの違いを説明していきます。
オープンソースのCMSであるWordPressを運営する非営利団体のWordPress Fundationが運営しています。その為、このサイトからWordPressを無料でダウンロードして使用することができます。一般にWordPressといった場合は、こちらを指します。本記事でもこちらを対象にして説明しています。強いて言うならば、こちらはWordPressのインストール型とも言うべき形態です。
WordPress自体は一切無料ですが、前述の通りレンタルサーバーとドメインを自費で用意する必要があります。その代わり、自分の所有物になり、自由度、拡張性が高いです。
以下に日本語の公式サイトへのリンクを貼っておきます。
こちらは、上記のオープンソースCMSであるWordPressを用いたブログサービスを提供しています。こちらは強いて言うならば、レンタル型と言うべき形態です。イメージ的にはWordPressが使えるはてなブログといったところでしょうか。アメリカの営利企業のAutomattic社が運営しています。
無料での使用も可能ですが、独自ドメインを持てないなど制約が多く、4つある有料プランのうち、収益目的に使えるものを選ぶとインストール版のWordPress.orgにレンタルサーバーとドメインを自前で用意した方が安くなってしまいます。そのような理由もあり、ぼくはWordPress.comはオススメしません。ただ、使い始めのセットアップはWordPress.comと比較して非常に簡単です。
以下に日本語の公式サイトへのリンクを貼っておきます。
なお、WordPress.orgとWordPress.comの創立者は同一人物です。
WordPress テーマ WordPress-06RWordPressのテーマは誤解を恐れすいってしまえば、ブログの「テンプレート」のようなものです。WordPressにはテンプレートという機能がありますが、それとは全く別物です。
WordPressのテーマは有料のもの、無料のものを含めてかなりの数のものが発表されています。ここでは、オススメの有料テーマ、無料テーマについて、それぞれのテーマの特徴と価格(有料テーマ)をご紹介します。
有料テーマ価格は2020年3月現在の価格です。最新の価格、情報はリンクの公式サイトで確認してください。
AFFINGER5(アフィンガー5)収益目的のブログをWordPresswo使って、開始する場合に必要なコストを簡単に説明してきました。初年度のコストとして、レンタルサーバーとドメインで約15,000円、それに有料テーマを使えばその費用が必要になります。また、有料テーマは同じ所有者であれば、複数のサイトに追加費用無しで使い回しできるものが多いようです。
いかがでしょうか、副業のネタとしては、かなり低コストで始められるのではないでしょうか。もちろん、ブログで本格的な収益を出すのはなかなか大変です。ですが、一度軌道に乗ってしまえば、少ない労力で収益を継続できる魅力もブログは兼ね備えています。
一度、挑戦されてみてはいかがでしょうか。
それでは、最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。今回はここまでといたします。ありがとうございました。