2020年3月14日
2月末のカーニバル休暇明け以降、予想通りベルギーでもコロナ感染が広がってきました。
娘の通うインターでも、1週間は通常通り授業をしていましたが、翌週の月曜日3月9日の放課後、保護者の中から感染者が確認されたということで、事前の案内どおり休校が決定。
当初は14日間の予定でしたが、その後3月12日にベルギー政府が、学校の休校、レストランやカフェの閉鎖などを発表。
そこで学校の休校もそれに合わせて延長され、さらに4月半ばからは2週間のイースターブレイクがあるので今のところの学校再開はなんと、4月20日。。。
そんな長い間、勉強どうするの?と思いますが、学校側は一応事前に準備をしており、休校2日目からDistance Learningがはじまりました。
先生や授業によってやり方はまちまちですが、一応普段の時間割の時間にパソコンを開いて、先生や生徒たちとオンラインでつながり、授業や課題を進めていくというスタイル。
娘はもう高校生なので、退屈!などと不満はいいつつも一応ちゃんと参加してやっている様子。ただ、中学生も参加する大人数のオーケストラの授業は、私が少しのぞいた限り、かなりの時間をさいて「〇〇さんは参加できてる?」「〇〇さんはアクセスできないみたいです」と、かなりのカオス。その後の授業がどうなったのやら。。。
もちろん教室で勉強するのと比べると、内容的には不十分だろうと思いますが、先生やクラスメートと同じ時間に勉強に取り組めるのは、ルーティーンを維持するためにもいいことですね。こういうことができるのも、普段からコンピュータを使った学習をしているおかげ。しかも、娘の使っているコンピュータも低学年の子どもたちが使っているタブレットも学校から支給されているもの。
日本でも臨時休校になったものの、その間の授業や普段からの連絡事項なども、なかなかITを使った手法が取り入れられないと聞きます。パソコンの環境がない家庭もあるから、との理由だとのこと。確かにコストはかかるでしょうが、今の時代先進国ではなくても、ITを積極的に教育に導入しています。日本も、もう少し何とかならないのでしょうか?あんなに立派な教科書を全員に配布する予算があるのなら、そこをもう少し簡略化するとか。。。
いずれにしても、世界中が困難に直面している今。みんなが少しずついろんなことを我慢したり、頑張っていきながらも、少しでも毎日を前向きに過ごせたらと思います。
一日も早く収束、そして終息しますように!
※収束(混乱している状況がある程度おさまること)
※終息(完全に終わること)
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