皆さんこんにちは、ブリスベン支店の Izzy です。
毎週火曜日は、【Izzyの易しい優しい経済楽】の時間です。
身近な話題、気になる話題、親しみやすい話題をとりあげて
いきますので、オーストラリア経済(かなり大げさ?)を一緒
に勉強しましょう。
さて、先週は電気自動車とガソリンエンジンの乗用車の
CO2排出量について勉強?!しました。 今週は自動車と
電車(鉄道)のCO2排出量について比較してみたいと思います。
とあるシンクタンクがこのほど、交通・輸送手段として自動車の
代わりに電車(鉄道)を利用した場合、CO2排出量が大幅に
削減されるという調査報告書を発表しました。
自動車を利用した場合のCO2排出量は、乗客1人1km走行当
たり、鉄道の1.4倍になるというのです。
その報告書はオーストラレーシア鉄道協会(ARA)の委託により
まとめられたものですが、報告書によりますと、国際エネルギー
機関(IEA)加盟国中、オーストラリアは、なんと、最も道路輸送
の利用度が高い国なのだそうです。
ARAの会長でクイーンズランド州営鉄道のホックリッジCEOは
会見で、「オーストラリアは世界で最も自動車に依存した国だ」
と指摘。 交通渋滞によるコストは年間150 億ドル以上と指摘
した上で、連邦政府が炭素税の対象から乗用車を除外し、大
型トラックについても2014 年まで課税対象としないのは理屈に
合わないと批判しています。
電車(鉄道)と自動車、どちらが地球にやさしいのか、結果は
最初から見えてはいましたが、それにしても、みなさん、電車
を利用していますか? 公共交通機関を利用していますか?
マイカー依存症に陥っていませんか?
私は毎日片道40分の道のりをバスで通勤しています。 週末、
家族みんなで出かけるのもバスです。
だってクルマ 持ってませんから。。。
Izzy