こんにちは、コウダイです。今年も年の瀬と言われる時期がやってきましたが、今まで当たり前のように祝日だった12月23日が祝日ではなくなる事はなんだか不思議な感覚にもなります。そして、今年は令和発尽くしであり、来年は令和初の年賀状だそうです。今年は張り切って年賀状を書く人が増えるだろうなんていうプレッシャーを与えてくる年賀状CMが胸をグサッと刺しますが、皆さん年超えの準備は着々と進んでいますでしょうか?
欧米のホームステイ先では、七面鳥(ターキー)が定番のクリスマスであり、まるでちびまる子ちゃんかのように、私もいつの日か七面鳥やチキンの丸焼きに憧れて、妻と一緒に作ってみた事があったのですが、あまりにも量が多すぎて、その後食べきれないので、その翌日以降は定番のサンドイッチになるのですが、毎日それが続くと飽きてしまい、食べられなくなってしまいました。
それ以降我が家では、カリフォルニアロールや手巻き寿司や唐揚げ等、自分たちが好きな食事がクリスマスディナーになりました。しかし、何事も経験なので、クリスマスの期間にホームステイをするチャンスがあるのであれば、いつもでは体験出来ないまさにローカルの体験ができるのもクリスマスの過ごし方の醍醐味ではないかと思います。ゆっくりと流れる時間やファミリーの雰囲気は、ちょっとだけホームシックにさせられてしまいますが、自分の家族を考える大事な時間でもありますよね。
ターキーやチキンには部位の名前があり、もものところであれば、サイ(Thigh)、手羽の部分であれば、ウイングス(Wings)と呼ばれてパブのような酒場やスポーツバーの定番のおつまみとして親しまれています。ちなみに、胸肉はチェストではなく、ブレスト(Breast)が一般的です。
こういった当たり前のような言葉なのですが、英語になると全く言い方に馴染みがなくなってしまいますし、そもそも鶏肉であれば鶏の身体の部位を理解していなければ理解できない部分もあります。
トリニクって何?とは良く言ったものですが、その鶏肉だって、ひとつひとつの部位の名前があるというわけですよね。
これらは人体の解剖学にも共通する事で、私自身もここ数ヶ月感ヨガを本格的に学ぶにあたって解剖学(Anatomy)を学ぶ機会があり、どれだけ自分の身体の部位に関する英語を知らなかったのか衝撃を受ける事となります。
「Do you know where is the hip bones?」
ちなみに、あまりにも当たり前の事を質問するような場合は、This is maybe kind of silly question, but... (ちょっと馬鹿なような質問かもなのだけども)というような前置きをいれて聞くと表現はちょっとマイルドになります。唐突に不思議な質問をしてしまえば相手もびっくりしてしまうかもしれませんので、英語や文法が気になる人は前置きとしてこの表現を使うのも良いかもしれません。
そして上記の、Do you know where is the hip bones? つまり「どこがヒップボーンか分かる?」という質問です。
私が思い切って聞いてみると、彼女は「私はここだと思うけど」と、股関節の部分を指差しました。
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もちろん上の写真は左の股関節だけ丸枠に囲まれていますが、対象に左側にもヒッピボーンがあります。解剖学ではASIS(発音はエーシス)と言われる場所にあたり、日本語では<腸骨>という名前がついています。
私自身、初めて留学から英語を学び続けてきたつもりで約20年にもなり、英語でヨガのクラスを受ける頻度が増えるようになってからは約10年になるのですが、今更ながらに「ヒップとは何ぞや?」という疑問の包まれる事になります。
もっとも私が当たり前に理解していたつもりの「ヒップ」はお尻の事を指しており、日本では周囲の大人やテレビ、映画、少なくとも日本語の世界に置いて、ヒップ=お尻として扱われてきていたと思っていました。
あまりに当たり前過ぎて、調べようともしなかった「ヒップ」という日本語を調べてみると、インターネットや大辞林、今もあるのか知らないがイミダス等で言葉の意味を引けばこのようになっています。
ヒップ [1] 【hip】尻(しり)。また、その寸法。<オンライン百科事典Weblio参照>
その他の意味には、考え方が先端的でしゃれているさま。 「 -な服装」等の記載がありましたが、ASISや股関節という記述はありません。またヒップはウィキペディアで探しても尻に関しての表現は登録されておらず、慌てて「尻」という単語をウィキペディアで調べてみます。
するとリアルな写真や絵とともに尻に関する歴史や役割、俗的なものまで幅広い視点で尻の解説があるのですが、そこに「尻とヒップ」という項目が見つかりました。
尻とヒップ尻とヒップはしばしば同義に用いられるが、ヒップの語源のHipsは腸骨あたりの両側面を指す英単語であり、日本語の尻とは指す部位が違う。また、バスト、ウエストなどのようなスリーサイズを示す意味でのヒップは、その部位の胴回りのことであり、厳密に同じ意味とは言えない場合がある。このように「ヒップ」という言葉は、一般語として広まってはいるものの、ファッション用語としての性格がやや強い。*ウィキペディア参照
つまり、私達が「尻」や「ケツ」という言葉にオブラートを包む表現として使っていたりしたようなお尻部分を指す「ヒップ」という言葉自体が日本語の造語であり、英語のHipの意味は股関節を示す単語であったという事です。
ちなみに、お尻は英語でButtocks(バトックス)であり、これを短くしてButt/バット(お尻)と呼ぶ事が一般的です。その他にBum(バム)もありますが、あまり上品ではない為避けるべき単語で、Ass/アスはさらに汚い言葉であり日本語のケツという表現に近いので品の良い表現ではありません。
この中では、バットまたは大腿筋を示すグルッツ(Gluts)という単語を使うのが適切な表現であり、「アス」を使う時はTPOに合わせた配慮が必要があります。
そして、改めて英和辞典でも調べようともしなかった「Hip」という単語を調べると、いくつかある意味の中に、<解剖学>股関節、という記載があります。もちろん1番上に、Hipの意味は、臀部や尻、という記載があるのですが、当然の事ながら英語には、ひとつの単語以外他にもいくつかの意味があります。
結論として、最も一般的な尻=ヒップと言う解釈は日本で間違って浸透してしまった、日本語英語の<ヒップ>の事であり、本来は股関節と理解するのが最も英語的な解釈であると言えます。
長年ヒップという言葉に疑問を持たずに生活していた私はアラフォーにして2019年ついに「ヒップ」の本当の意味を理解する事が出来る事となりました。
もしかしたら、ヒップの意味を誤解したままで一生を終えていたかもしれないと考えると、目からウロコが落ちたような覚醒的な気分なのかもしれないのですが、今まで好きで英語もヨガもやってきていたのに、こんな基礎的な事を勘違いし続けていたと思うと、恥ずかしさや情けなさも感じてしまいます。
しかし、こういった「気づき」は、私にとっては良くも悪くもショッキングな出来事であり、改めてヨギーへの道は長いと感じると同時に、解剖学を英語で学ぶという行為ひとつだけでも、今まで以上に確実に一歩ずつ進んでいる実感を感じます。
小さな事の繰り返しかもしれませんが、ひとつの英単語の意味を理解する事だけで一歩前進する事ができるのであれば、コツコツと前進を繰り返すのみです。何歳になっても衝撃的な事があり、世界がコペルニクス的に転換する事が起きうる可能性があるのであれば、新たな世界の言語や考え方を学ぶ事もその後の人生を豊かにしたり、ビジネスのアイデアに繋がったりするものです。
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留学カウンセラー歴15年、現在留学エージェント代表。カナダ短大(観光学部)卒業、ワーホリ2カ国、ファーム経験や海外就労経験、台湾留学、バックパッカー経験等を活かし幅広い視野でキャリアアップを中心とした留学をプランニング。
ドイツ国際教育機関ICEF認定留学エージェント、総合旅程管理主任者、留学保険代理店代表。趣味は登山、ヨガ、スノーボード、キャンプ、多言語学習。
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