海外、とくにウズベキスタンみたいな国に住んでると、料理スキルが上がると思う。
と、いうより、上がらざるを得ない
鶏もも肉が骨抜き一枚で売ってる日本って、凄い!
こっちは、とにかく色んな肉を捌きます。
この日の夕飯は油淋鶏なので、まず鶏モモ肉を捌くところから。日本でもこのような状態で売ってはいますが、違うのです!こっちは軟骨部分まで入っているから、さらに捌くのが困難それに皮部分にまだ羽の芯が残っていたりするので、ピンセットで取り除いたりして、大変ー
私が日本で身につけた料理スキルなんて、料理の初歩の初歩だったんだと知りました。
生きる事は食べること。そして食べる事とは自分以外の命を犠牲にすること。その実感なく綺麗にパックされた肉を調理し、料理上手を自負していた自分が恥ずかしい!!
無駄なく骨から肉を削げるように、日々研究。
そしてまた別日はカシューナッツと鶏肉の炒め物と、焼きナスのアジアン風サラダ。
肉捌きすぎて、手が腱鞘炎っぽくなった…。
日本ではあり得ない理由(笑)
そして、ウズではカシューナッツが高かったことが判明。ウズでナッツ類が高いわけないという先入観から、カシューナッツ300グラムで30000スム(肉より高い。とはいっても360円くらい)と言われた時はビックリして「ドーラガ(高い)」言いまくってしまった。
完全にぼったくられたと思ったから、日本語で「もうここでは買わないからねっ!」と捨て台詞を吐き、で相場を知るために違う乾物屋に行き、「カシューナッツ300グラムでいくら?」と尋ねると、40000スムだと。念のため3軒のお店に同じ質問したけど、おなじような答え。
おじさん、ぼったくりじゃなかった…
申し訳ないまた今度ナッツ買いに行くからね
このカシューナッツ炒めは、旦那様にもすこぶる好評でした。今度はカシューナッツじゃなくて、安いピーナッツとかで作ってあげるね。
さらに別日。パザールで、青い大根?みたいなものを購入。
食べてみたら、少し辛い。おろして肉に添えたら山葵みたいで美味しそうだな、と思い、今日はおろしハンバーグに。葉っぱは味噌汁に入れました。
ハンバーグに添えたのは、ビーツと人参のきんぴら、ほうれん草(なのかな?日本のほうれん草とは少し違います)のソテー、目玉焼き。青い大根は、薄くスライスして塩もみしたあと、お酢と昆布と少しの砂糖と一緒にビニールに入れて揉み揉みして、即席漬物に。
写真は、前回同じようにして黄色のカブで作ったもの。日本の株より少し苦みが強いカブですが、漬物にすると、お酒によく合うヘルシーなつまみになります。
食材は少し違うけど、ウズベキスタンでも和食をよく作ります。