こんにちは、コウダイです。
日本の政界では、滝川クリステルが無事に安定期に入った事によって、未来総理内定とも言われる小泉進次郎議員が結婚を発表、気づけばお盆過ぎ8月も後半になれば、なんとなく「夏の終わり」なのか?と思わされてしまいます。
学生であればともかく、社会人になってからは、「夏休み」という感覚を持つ事はめっきり減りましたが、街中に子供やファミリーが溢れている光景を見る事が私にとっての「夏休み」の知らせです。
日本の主な学校では9月から2学期が始まりますが、欧米の国々では9月から新学年が始まります。タイミングとしては9月からではあるのですが、新学年である為事前の準備が必要であり、8月下旬の夏休みの間に多くの学生が引っ越しをし、事前のオリエンテーション等が始まります。
つまり、9月から新学年が始まるといっても、実質的には8月の中頃から後半にかけて、学校スタートの準備が始まっており、欧米の8月後半はバケーションを終えて、準備段階<Back to School>のフェーズに入る事になります。
日本は夏休みの開始自体が7月後半と遅いのですが、欧米では7月上旬から夏休みに入っている事が多く、8月後半はしっかりと「夏の終わり」という事にもあたります。
もちろん、フロリダ州のマイアミやラスベガス、Los Angeles等、暖かなリゾート地区では、9月も10月もバケーションリゾート気分が楽しめますが、やはりハイシーズンである7月、8月と比べるとイベントの数も少ない為、全体の人数が少なくなります。
先日のブログでは、欧米では6月が卒業シーズンであるとあったように、季節は同じ北半球でも、文化が異なれば感じ方や考え方、雰囲気は全く異なります。
そして、その理由は国が違うからではなく、「社会」が異なるからです。
中学生から高校生、高校生から大学生、ここまでは「学生」のカテゴリーなので、なんとなく想像が出来るかもしれませんが、一度社会にでれば、職業ごとにも変わりますし、雇用形態でも「社会」の見え方が変わります。
「サラリーマンの社会」「契約社員の社会」「フリーターの社界」「アルバイトの社会」「起業家の社会」「自営業者の社会」すべての視点で異なります。
学校に行っている間は、ある程度のお手本を学ぶ事が出来るので安心なのですが、一度社会に出てしまうと、すべてから切り離され、自分で判断してすべて、自らの意思で行動を実行する必要があります。
自分が生まれ育った日本であれば、それなりに土地勘があって、自分の限界等を理解して、危険な事はしないように調整をする事が可能なのですが、見知らぬ土地である海外の留学先では、文化が全く異なる事から、「何が正しくて」「何が正しくないのか」が分からなくなってしまいます。
しかし、日本のようにひとつの民族しか住んでおらず、考え方や文化が限りなく統一されているのであれば、「正しい」「正しくない」という2択の選択が出来るのですが、宗教や人種、文化や考え方に様々な種類があり、すべてにおいて2択でない世界を理解する為には、基礎的な宗教学や人種、世界史や経済知識はどうしても必要になってしまい、それを理解しないうちに「正しい事」「正しくない事」を判断する事は出来ません。
こういった事、すべてを理解するには大変な知識量が必要となりますが、まるで言葉を初めて覚える赤ちゃんのように見様見真似で「英語」を吸収していく過程をが体験出来、誰もがはじめやすい最初の一歩として、「現地の人と同様の体験をする」事をオススメしています。
英語の世界で生まれ育ったネイティブ達の追体験をする事が出来、現地の人の考え方やどういった背景から生まれてきた考え方なのかを肌を持って体感するると、彼らはこういう景色を見ていたんだなぁという事を感じる事が出来るようになります。
もちろん自分が興味がない事があるかもしれませんし、趣味に沿わないものもあるかもしれません、しかし、同じ苦労や同じ楽しみを味わう事によって、現地の人達と同じ感覚を理解するという事は、相手を理解するにあたって非常に重要な事であり、英語をマスターするにあたって最も大切な事でもあります。
<英語だけでなく、社会を学ぶ>
ただ生活するのではなく、意識をして「社会」を学ぶ。
その中でも、最もシンプルで簡単に実行する事が出来る方法が、「ボランティア」です。もちろん、英語環境でのボランティアになり、日本語通訳がいるわけではありませんので、全て英語を理解して、行動をする必要があります。まして、学校の先生がいるわけではない、実際の「社会」ですので、必要であれば自ら助けや教えを求めに行かなくてはなりません。
受け身でも淡々と授業の進んでいく、学校の中の環境と、自ら志願して参加するボランティアでは、全くもって環境が異なる事を実感する事が出来ますし、それと同時に、自ら能動的に動かなければ、海外では何も始まらないという事を痛い程味わう事が出来ると思います。
ボランティアの種類にもよりますが、単発のボランティア等には中学生や高校生、大学生が参加している事もあれば、大人やシニアの方もいらっしゃいます。
中には学校卒業の為の単位取得の為にボランティアをしているという人もいるかもしれませんが、それでも自分が興味のあるボランティアであれば、何かしら楽しく体験をする事が出来ます。
例えば、音楽が好きであれば、音楽フェスやジャズ・フェスティバルのボランティアや体育会系であれば、マラソンや運動系のボランティアもあります。もちろん、アルバイトではないので、無給でのボランティア作業になりますが、それでも最近ボランティア用で配られているTシャツ等のデザインもとてもお洒落になっていますし、その他にもボランティアに参加する事によって得られるお得体験もあります。
ここで、最も重要な事はボランティアを通して「コミュニティ」の中を垣間見るということでもあります。ネイティブの子達であれば、中学生でも高校生でもしっかりしている子達はしっかりしており、高校生が政治の話を熱く語り出すということもあり、留学先の学生のレベルや今の若者、英語圏の子達のうけてきた教育レベル等を感じる事が出来ます。
<傍観者でいるのでなく、参加する>
例えばお神輿やパレードを見るだけではなく、参加する側になれば、見える景色や得られる体験、知識は変わります。
私達日本人は英語や西洋文化の中で育ったわけではなく、あくまで東洋の日本文化の中で価値観が育まれています。
その中では、欧米の考え方は目から鱗の事や衝撃的でとても信じられないものまで、多々ありますが、それらを実際に目の当たりにすることによって現実の体験として、自分の身体のデータベースがアップデートされる事になります。
これは、まるで赤ちゃんが火に触ろうとしたら熱くて痛いから、もう2度と火には近寄らないよう「学習」する過程と同じ原理であると言えます。
今ではインターネット上を検索すればどんな映像だって、情報だって得る事が出来ますが、実際に野生動物を見た時の感覚は、何にも変えられない感覚であり、スマホのガラス越しから見ている動物の映像を見て感じる感情とは全く異なります。
たかが「衝撃」や「感情」かもしれませんが、現地のネイティブの人たちが成長するにあたって、体験する行動を追体験する事によって、同じような感覚と目線を培う事が出来、初めて相手と「共感」をして、分かち合える事が出来るよになり、本当のコミュニケーションが始まります。
ただ、言葉が喋れれば、コミュニケーションが出来るのではありません。
また、情熱だけがあれば、コミュニケーションが出来るわけでもありません。
相手の事を思いやり、相手の文化を理解する事によって、相手とコミュニケーションが出来るようになるというわけです。
日本の来る外国人が日本の事に興味を持ってくれていたら、嬉しいように、私達が相手の国や文化に対して自分が興味を持っておらず、ただ単に英語は勉強ツールだとして話をしていれば、それはすべて相手に見透かされてネガティブな思考が伝わってしまいます。
カナダであれば、ジャスティン・ビーバー!というくらい安直なものでも良いので、「英語」だけで考えるのではなく、心と心でコミュニケーションが取れるようになるには、相手の「文化」や「社会」にも理解を示し、人種や宗教にとらわれず、敬意を示せるようになると同じ留学でも得られるものは倍以上になると思います。
特にカナダやオーストラリアのような国は、日本人が中国人と間違われれると嫌悪感を感じるように、アメリカ人やイギリス人と同じ扱いをされると、相手に嫌な思いをさせてしまう事があります。
このあたりは、ナイーブな部分でもありますので、しっかりと事前にその国や都市の事を勉強し、話を合わせられるように留学出発前には準備をして下さい。
何よりも少しでも知っている話題が出てくれば、嬉しいですしね。
ア フォーリーフ海外留学NPOではひとりひとりに担当のパーソナル留学カウンセラーが最初から最後まで、そして渡航中もサポートを行い勉強プランやゴールセッテイングをお手伝いをしており、より効果的にご自身の成長を実感して頂ける留学プランニングを行なっております。
初回無料相談(約2時間)にて承っておりますので、お気軽にご相談下さい。
<代表カウンセラー> 宮坂幸大
留学カウンセラー歴15年、現在留学エージェント代表。カナダ短大(観光学部)卒業、ワーホリ2カ国、ファーム経験や海外就労経験、台湾留学、バックパッカー経験等を活かし幅広い視野でキャリアアップを中心とした留学をプランニング。
ドイツ国際教育機関ICEF認定留学エージェント、総合旅程管理主任者、留学保険代理店代表。趣味は登山、ヨガ、スノーボード、キャンプ、多言語学習。
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