こんにちは、みゆきメダカです。LINEはチャットアプリとして、日本では圧倒的なシェアを誇っていますが、日本国外ではその様相は大きく異なります。今回は国外、特に東南アジアでのチャットアプリの実情とお勧めのアプリを紹介します。
タイを除く海外では「LINE」は少数派日本の皆さんは意外に思われるかもしれませんが、チャットアプリとして、国外ではLINEは少数派です。東南アジアでは、唯一タイにおいて日本と同じように圧倒的に普及していますが、それ以外の国ではカンボジアで2番目に使われている程度です。それでは、知る人ぞ知るSImilarWeb社が2018年2月に発表した情報をもとに東南アジアでのチャットアプリ(アンドロイドのみ)の普及状況を見ていきましょう。
Chat_app_01R東南アジアでは、日本と同じくLINEが圧倒的に強いタイを際目に北側がfacebook Messager、南側がWhatsAppと勢力分布がはっきりとしていて興味深いです。タイでLINEが強い理由はいろいろ言われていますが、あまりはっきりと物事を言う国民性ではないので、そんなタイの人たちにはKINEのスタンプ(タイではステッカー)は使いやすかったのではと言われています。英語が苦手なことも、アメリカ生まれのWhatsAppやFacebook MAssagerを避けた理由の一つなのかもしれませんね。
Chat_app_02R上記のリンクはチャットアプリ情報の元のオリジナルサイトです。東南アジアだけではなく全世界のチャットアプリの普及状態を示す情報があるので、参考にしてみてください。
2番目のアプリとしては、Facebook Massagerがかなり普及しています。これはFacebookそのものの影響なのではないでしょうか。逆にWhatsAppはラオス一カ国のみです。カンボジアでLINEが2位に入っているのは、お隣のタイの影響でしょう。また、変わったところでは、インドネシアのBBMです。BBMは一時期一世を風靡したBlackBerryのMassageアプリ(当初はBlackBerry Messagerと呼ばれていました。)です。キーボードを機械式キーボードに拘ったBlackBerryはその分スクリーンを小さくすることが出来、液晶画面が高価であったことはコスト的に有利でインドネシアでは人気があったのかもしれませんね。
東南アジアでのメッセージ(チャット)アプリの普及度上記がSimilerWeb社の発表をまとめたものですが、1位のチャットアプリに関していえば、実情をよく表していると思います。ただ2位に関してはタイに住んで、フィリピン以外の国には定期的に行っているぼくにも良くわかりません。そしてよく分からないというのは、実生活においては2位以下のアプリはあまり使われていないと言えるともいます。チャットアプリはある意味通信インフラ的な使われ方をされるアプリなので、大多数が共有している必要があります。従って、重要なのは、1位の最も普及しているアプリが何であるかと言うことで、シンガポール、マレーシア、インドネシアではWhatsAppということになります。
インストールすべきチャットアプリチャットアプリは相手があって、初めて利用できるアプリであり、一般の人は携帯電話のように、何の制限もなく、すべての人と繋がる便利性を求めます。従って特定の国で、この手のアプリの普及機に少しでも飛び抜けて有力なアプリがあると、その後は圧倒的なシェアを持つものに発展していきます。よってその後は、多少のアプリの機能の優位性よりは、多くの人が使っている、多くの人のスマホにインストールされていることが重要になります。
まとめ海外旅行、海外出張、海外赴任とみなさんが海外に出られる理由はいろいろあるかと思います。その際、現地の方々と連絡を取り合うことは、ごく一般的に行われる事と思われます。海外で携帯電話機能で連絡を取るには、現地のプロバイダー対応のSIMカードを使うことが一般的ですが、見知らぬ現地の環境(電波状況)等により、思うように使えないことが起こることはよくあることです。そんな場合でもWifi環境等のインターネットに繋がられれば使えるチャットアプリは、現地の人々との連絡のみならず、日本の人々やそれ以外の第3国の人々と連絡を取り合う有力な手段です。東南アジアの国々でもWifiは空港などの公共施設のみならず、カフェやホテル等の飲食店や宿泊施設等いろいろなところで、利用ようできるようになっています。海外に出られる際にはその期間にかかわらず、便利性のみならず、安全の確保の上でも、訪れる国で最も普及しているチャットアプリを事前にインストールされることお勧めします。
それでは、最後までお付き合い、ありがとうございました。さようなら。