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海外暮らしでの夫婦喧嘩を乗り切るには

カテゴリ ニューヨーク

 駐夫です。

 唐突だが、皆さんは夫婦喧嘩はしているのだろうか。

「喧嘩するほど仲が良い」とはよく言ったもの。反面、喧嘩をしないことこそ、仲の良い証との声もあり、真相はよく分からない。まさしく、100組の夫婦があれば、100通りの類型があるのだろう。

 わが夫婦は、下記リンク記事で書き込んだように、喧嘩というか、夫婦間バトル=本音でぶつかり合う機会が昨秋から増えている。なあなあでも何となく過ごせるし、実際に過ごせてきた日本では、アメリカのように、次から次へと決断を迫られることはない。二者択一ではなく「第三の答」や「先送り」、「ペンディング」が許される。

妻の米国への転勤を機に会社を休職し、自ら「駐夫」になることを選択した大手メディアの政治記者、小西一禎さん。そんな小西さんが、日本の共働きや子育てにまつわる、あれやこれやについて考える連載です。#夫婦間バトル #男の嫉妬 #日経DUALhttps://t.co/LSpPoWpNru

— 日経DUAL@共働き子育て記事を発信中 (@nikkeiDUAL) March 19, 2019

 

 アメリカ生活では、子ども絡みのことも含めて、とにかく決断することが求められる。先送りすると、たいていロクなことがない。その結論を出す過程で、正面から向き合いながら、徹底的に話し合うことは避けられない。

 となると、自ずと喧嘩のような形になる。声を張り上げる両親を見て、長男は一目散に私のところの飛んできて、猛烈な力(最近、体力がかなりついてきている)で私を両手で叩き始める(笑)。

 子ども史観、子ども目線からすれば、私が50000%悪者なのだろう。それはさておき、お互い仕事をして、子どもも小さく、話す時間があるようでなかった東京時代と比較すると、今の方が夫婦関係は強まっていると確信している。

 要は、異国を生き抜くためのパートナー、戦友としての意識が現れ始めたのだ。これは日本で暮らしていたら、起こりえなかった感情だと思う。聞いたことはないが、恐らく妻も同じ思いを抱いていると信じたい。

 そこで結局、喧嘩をしたところで「結局は夫婦が協力しないと、子連れでの異国ライフを生き抜けない」という思いが沸き起こるのである。前向きな意味で、諦めにも近い認識。そのため、喧嘩、もとい言い争いを始めても、心のどこかでこの意識があるため、途中でお互い笑い始めたりする。心の余裕みたいなものだろうか。

 お互い、こちらでの生活基盤が固まるまでは、お恥ずかしい話だが、かなりの頻度で喧嘩をした。双方、不慣れな海外生活、不自由な面も多々あり、適応するまでは余裕を持ちうるのは難しかった。そのイライラを相手にぶつけ、さらにイライラが昇華し、爆発することも多々あった。

 今となれば、生活立ち上げ時の良き思い出だ。時間が解決してくれて、喧嘩も本気の喧嘩というものではなく、意見のぶつけ合いの延長みたいな位置づけになるには、少なくとも半年以上の日数が必要だった。

 「雨降れば地固まる」。異国での夫婦関係を形容すると、この言葉がピタリとはまる。

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ブログ紹介

ちゅうおっと(駐夫)のアメリカ主夫・育児奮闘記@ニューヨーク・ニュージャージー

https://www.chu-otto.com/

 2017年12月から、大手メディアの政治記者の仕事を制度活用にて休職。妻の米国赴任に子ども2人を連れて同行した40代・ちゅうおっと(駐夫)@NJが、日々感じた思いや経験、異国生活から得た教訓、日米の違いの考察などを記します。  現在の関心は、駐夫の社会的認知度・地位の向上策、ライフシフトの勧め、キャリアデザインの再構築、子どもの教育、パパ育児etc。

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